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刑務所の「細かすぎる」食事マナー⑦・・・スプーンの恐怖 [食事]

前回から、また再び「刑務所の食事マナー」についてお話ししています。

前回は、食事の時には避けて通れない「はし・スプーン」について、ご紹介。

なんと雑居房では「原則スプーン使用」というシバリがある、お話をしました。


これが、ホントに苦しめられることになるのです。

なんせそのスプーンは「コンビニでくれるスプーン」と同じもの。

これを折らないよう、大事に使うことに神経をすり減らします。


こんなことで苦しむのは、ごく一部の刑務所に過ぎないのですが、仕方ない。

独居は好き勝手にハシもスプーンも使えるけれど、雑居はそうはいかない。

食事の時は、つくづく「独居はラクでいいなぁ」と思いました。


こまかいルールもメンドウ、ひ弱なスプーンしばりがメンドくさい、そんな話は

刑務所の「細かすぎる」食事マナー⑥・・・はし・スプーンについて

にて、詳しくご紹介しています。ぜひご覧ください。


さて、今回は「なぜそんなにスプーンが大変か」という話を具体例で紹介します。

「もう、ハシを使わせてやれよ!」と、あきれることと思います。


1.スプーンを折ったら大ピンチ
刑務所では、ハシとスプーンどちらか選んで、一方しか使えないということ

ある少年刑務所では、雑居房だとスプーンだけで食事するというシバリがあること、

また、そのスプーンがすぐ折れてしまう、ひ弱なプラスチック製だとお話ししました。


問題は、2つあります

刑務所のメシは、意外とスプーンだと困るモノも出る(これは次回にご紹介します)

もう1つは、スプーンが折れると、メンドくさいことになること、です。


このスプーン、コンビニでもらうヤツとほぼ同じプラスチック製です。

そもそも「使い捨て」を前提に作られているモノだと思うんですよね

折れやすいのはわかっているので、日々気をつけて優しく扱っているんですが・・・


ハナから毎日使うことにムリがある! どう考えても負荷をかけ過ぎなんです。

金属疲労ならぬ「プラスチック疲労」でしょうか?

ある日突然、何気ない動きで「パキッ!」と折れてしまうんです


が、しかし、すぐ新しいモノに交換とは、ならないんです。

スプーンは最低3か月経たないと、新しいモノに交換できないルールがあります。

もしその前に折れてしまったら・・・


「懲役なりたて」なら真っ青、「懲役ベテラン」でも思わず天を仰ぎます。

これが、大変メンドくさいことになるから、ビビっているんです。

スプーンが折れたら、まずやること、何だと思います?


「ハシを使ってメシを食う」 コレしかやることないだろ?

とんでもない!あなた、刑務所来たら絶対にイジメられますよ。

そんなことした日には、「おめぇ、その前にやることあるだろ!」と説教です。


運悪く、説教の後の対応を間違えると、今度は「チン」です。

チンとは、強制の反省期間で、一週間は舎房で下を向いているだけです。

スプーン折って、対応間違っただけで、「チン」のおしおきですよ。


じゃあ、どうすればよかったのか?

スプーンが折れたら、まずやること

それは「あやまる」んです

これが「何人も」だから、メンドくさい

そしてこれが、ヘタすると「懲罰」につながることもあるんです


たかがスプーンで、何がそんなにメンドくさいんだ?


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刑務所の「細かすぎる」食事マナー⑥・・・はし・スプーンについて [食事]

前回は「刑務所あるある」人物編にて、ジジイについてお話ししました。

あまりにしたたかで、コロッとダマされてしまう、でもまだ多くが60代と若いという

刑務所の「ジジイ」について、脱線せずにはいられず、ご紹介したしました。


今回からは、また「刑務所の食事マナー」について、話を戻します

今回お話しするのは「はし・スプーン」について、です。

食事の基本アイテムですが、そんなモノまで細かいルールがあるのか?というと・・・


こまかいルールもあるんですが、それよりも「シバリ」がキビシクてメンドくさい

まさか、刑務所で「スプーン」で苦しめられるとは、夢にも思いませんでした。

シャバに出てみれば、ちゃんちゃらオカシイことなんですがね・・・


1.ハシかスプーンのどちらか一つだ
まだ、ハシなどの食器についてはお話ししていませんでした。

刑務所では、はしとスプーンが一人に一つずつ支給されます。

残念ながら、フォークとかナイフとかおしゃれなモノはありません。(ナイフは危険)


刑務所から支給されるモノは、すべて官物(かんぶつ)と呼びます。

官物のハシは、竹製の薄いニス塗りで、アタマが赤く塗られている、質素なモノ。

官物のスプーンは、これが刑務所によってまちまちで問題なんです。また後で。


刑務所によっては、最近まで、ハシしか支給されない所もありました。

ハシだけは、自費で私物のハシを購入できます

せいぜい数百円なので、懲役の長い者はたいてい買っています。


私物のハシが使えるのは、舎房だけで、朝食と夕食になります。

平日の昼食は、工場の食堂で食べるので、全員官物を使います。

別にハシに関しては問題ないのですが、「鉄のオキテ」があります。


食堂には、各テーブルごとにハシ立てがあり、ハシとスプーンが用意されています

ハシとスプーン、どちらか自分の好きな方を使っていいことになっています。

が、両方使うのは絶対ダメ


まぁ、洗いモノが増えて面倒だから、という単純な理由なんですが・・・

これは工場だけでなく、雑居房でも同じく「鉄のオキテ」となります。

カレーなど汁モノの時は、スプーンが便利ですが、全部スプーンで通さないとダメ。


実はこの「鉄のオキテ」にずーっと苦しめられることになるのです。

とくに「スプーン」を使うことに、多くの懲役たちがやられます


「どっちか一つを使えばいいんだろ?」

「なんのツラいことがあるんだ?」

と、これまでの話を聞いて思うでしょう。違うんですよ。


スプーンって、丈夫なモノと思っていませんか?


2.刑務所の嫌がらせ?スプーン問題
工場や雑居での食事の時は、ハシかスプーンどちらかしか使えないと話しました。

工場の食堂のスプーンは、どこの家庭にもある「ステンレス」のスプーンで問題ナシ。

刑務所から支給され、舎房で使うスプーンに、大きな問題があるんです。


ある刑務所では「メラミン樹脂」のスプーンで、硬さもあり、使いやすかった

が、しかし、ある刑務所では「コンビニでくれるスプーン」と同じものだった!

コンビニのスプーンと同じですよ!


つまりそのスプーンは、へなちょこのプラスチックで、耐久性ゼロ!

もちろん、使い捨てではありません

カンタンに折れてしまうのに、請求できるのは3ヶ月に1回!


どーして、そんな意地悪をする!刑務所!

ステンレスの硬いスプーンだと、タタミの下から穴を掘って、脱走を心配するのか?

だからと言って、もう少しマトモな硬いプラスチックのスプーンにしてもいいだろ!


じゃ、じゃ、じゃあ、ハシでずっと食べればいいだろ?と思うでしょう?

独居ではそれで全く問題ないのですが、雑居だとそうはいかないのです

雑居は「原則スプーン使用」なんです


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刑務所の「細かすぎる」食事マナー⑤・・・メシのやり取り・タイプ2(ジジイ) [食事]

刑務所の食事について語るには欠かせないのが「食事のマナー」

シャバのみなさまは「刑務所の食事メニュー」の方が、関心があるでしょう。

が、ホントに刑務所っぽい話が出てくるのが、食事のマナーの方なんです。


メシの食べ方はもちろん、音、姿勢、目つきにいたるまで、細かくて、うるさい。

悪さをしないようにと、刑務官様も食事中は巡回してジロジロと見てきます。

そんな中で食べるムショめしなので、ますますマズいんですよねぇ。


今回も「うるさすぎる食事中の刑務官様の巡回」についてお話しします。

刑務官様は「メシのやり取り(不正授受)」が一番うるさい

ホントに悪いヤツらは見つからず、マヌケな奴らが見つかるとお話ししました。


今回はもう一つのタイプ「すっとぼけジジイ」のパターンをご紹介します。

前回は、見つかるタイプとして「気づかいし過ぎる若造」

刑務所の「細かすぎる」食事マナー④・・・メシのやり取り・タイプ1(若造)

にて詳しく書きましたので、ぜひご覧ください。


8.不正授受がバレる2つのタイプ
刑務所で一番多いかもしれない反則行為「メシのやり取り=不正授受」

メシのやり取りは、雑居房でしか起こらないことですが、深刻なイジメに発展します。

なんせ本気でやったら「メシ抜き」になるワケですから、生死に関わります。


だから、刑務官様も食事中の巡回はハンパなくしつこく、疑ってのぞいてきます

とは言っても、ホントに悪いヤツらは巧妙にやるので、まず見つからない。

刑務官様に見つかるのは、たいていマヌケな2タイプです。今回はもう一つをご紹介。


②すっとぼけジジイ
雑居にて、手間がかかるのが「ジジイ」

舎房でも工場でも、必要なことをなかなか覚えず、刑務官様をイライラさせます。

一人でやらせると、ドンドンと勝手なことをやり出し、懲役になりません(笑)。


それを許しておくわけにもいかず、雑居で他の懲役たちが教えることになります。

「悪いけど、アイツの面倒見てやってくれよ、なっ、頼むよ」

こうやって刑務官様から頭を下げられては、雑居に来ることを断れません。


「どうして同じ処遇の懲役が、他人の面倒を見なければならんのだ!」

「面倒見るから、余計にナメてしまって、覚えないんだろ!」

雑居では不満タラタラですが、ジジイの面倒を見ないと自分たちが怒られます。


でも、当のジジイ本人はどこ吹く風、ラクをできると気を抜きます。

「いやぁ、オラわかんねぇんだわ。代わりにやってくれないかい」

こんな感じで、ジジイ本人は、若い者に囲まれて安心し、一向に覚えないんですよ。


これは、食事の時にもいかんなく発揮されます。

とにかく、人の話を聞いていない、声デカい、空気読まない、マイペースです。

(以下、若:雑居の若者 ジ:雑居のジジイ 刑:巡回の刑務官様)
「◯△さん、メシの時間だよ。ちゃんと座っていて」

「あぁ、そうかい。オラ便所行きてぇなぁ」

「えっ?もうメシ入るよ。ガマンできないのかい?」

「いやぁ、そこまででもねぇんだけどな」

「だったら、メシ食った後にしてくれよ」

「あれ?オラのハシはどこやったっけ?」

「だから、ウロウロ歩き回らないでよ。巡回の先生から怒られるよ!」


もう、食事の前からこんな感じで落ち着きません。

さすがに懲役の作業をやるくらいですから、メシはちゃんと食べるのですが・・・


「オラ、歯が悪いからコレは硬くて食えねぇや」

「そうかい?そんな硬いかい?じゃあ残飯だね」

「そら、もったいないから、あんたにやるよ」

「◯△さん、それはダメなんだって!」

「いやぁ、なに!遠慮するこたぁねえよ。」

「だーかーらー、刑務所ではメシのやり取りはダメなの!」

「オラ食えねぇんだから、代わりに食ってくれって!」

「見つかったら、二人とも懲罰だよ。こんなので!」

「そんな、見つかるわけねぇって!大丈夫だって!」

「◯△さん、声デカいって!巡回の先生に見つかるよ!」


「おい!おめぇら何やってんだ!」

やっぱり刑務官様に見つかっちまったよ!


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刑務所の「細かすぎる」食事マナー④・・・メシのやり取り・タイプ1(若造) [食事]

刑務所の食事について語るには欠かせないのが「食事のマナー」

食事のメニューや食べ方よりも、経験者としては、正直こちらの方が主役なんですよね。

ホント、刑務所側が守らせるルールもうるさいし、懲役どうしのルールもうるさい


シャバの皆様が「懲役たちって、どんなモノ食ってるんだ?」と興味あるだろうに

わざわざ何回にもわたって「食事のマナー」についてご紹介していきますが

ゼッタイにこちらの方が、刑務所っぽい話てんこ盛りで、オモシロいので読んで下さい。


どいつもこいつも、どーでもいいことにこだわる、くだらなさはハンパないです。

というワケで、今回も「うるさすぎる食事中の刑務官様の巡回」についてお話しします。

今回は、刑務官様が一番目を光らせる「不正授受」についてご紹介します。


前回は「うるさすぎる食事中の刑務官様の巡回」のうち、座る位置や向きについて

刑務所の「細かすぎる」食事マナー③・・・「オレに背中を向けるな!」

にて、詳しくお話ししました。刑務官様のクレイジーな疑い深さをぜひご覧ください。


7.メシのやり取りは日常茶飯事?
前回もお話ししたように、食事中はしつこいくらい刑務官様は巡回してきます

忍者のように忍び寄り、スケベおやじのようにジロジロとこちらを見るワケです。

雑居房の食事の巡回となると、それはもう、異常にいやらしく、しつこい。


独居房では反則行為は「メシを何かかくすこと」くらいしかないのですが・・・

雑居房だと、反則行為の王道のアレが、あるからなんです

王道のアレとは「メシのやり取り」


「メシのやり取り」は刑務所用語では

「不正授受」と言います。

「不正授受」は、刑務所では一番メジャーな反則行為かもしれません。


それが好意や自分の意思だろうと、脅迫されてであろうと、理由などどうでもよく

不正授受は不正授受。懲罰です

ホント、メシのやり取りは、お礼だの脅迫だの、いろいろに使われるんですよねぇ。


たとえ大キライな食い物でも

腹いっぱいで食えなかったとしても

他人にあげてはいけない


ホント、これに関してはうるさくて、最初から最後まで言われ続けます。

「味付けのり1枚、しょうゆ1滴でも、他人にやるんじゃねぇ!」

と、刑務官様は、くりかえし言っていましたね。


シャバでは、それは「好意」にあたり、「良い行い」なんだろうが

ここでは、まるっきり通用しねぇからな!と

その場合は「すべて残飯で出せ」という鉄のオキテがあります。


たしかに「メシのやり取り」に目を光らせてもらえると、懲役たちもラクなんです。

イジメがひどいエゲツない雑居だったら、自分のメシはすべて取られちゃいます。

力の強い・弱いで、そのような不公平が起きないよう刑務官様が取り締まるワケです。


まぁ、ちゃんと取り締まってくれたら、の話ですがね・・・

刑務官様が目を光らせていても、エゲツない雑居では、メシを取られちゃいます。

この話は、もうちょっと後で詳しく話しますので、しばらくお待ちください。


どんなヤツが「メシのやり取り」不正授受を見つかってしまうのか?

シャバでもどこでも「間の悪いヤツ」って、いませんか?

どうしてそこでヘタを打つかなぁ?バレちゃうかなぁ?というヤツ・・・


懲役たちは、悪いことをして、そのうえ間が悪いから、刑務所にいるワケですが

そんな間の悪いヤツらの中でも、ひときわ間が悪いヤツというのがいるんです

でも、それって、大体2つのタイプに、しぼられちゃうんですよねぇ。


間の悪い、おバカさんのタイプって?


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刑務所の「細かすぎる」食事マナー③・・・「オレに背中を向けるな!」 [食事]

前々回より、「刑務所の食事マナー」について、お話ししています。

懲役どうしの食事マナーがメチャクチャでして、ご紹介したいのですが、その前に

刑務所側から要求される「食事のルール」をお話ししなくてはなりません。


というワケで、今回も引き続き、刑務所が決める「食事のルール」について話します。

今回はその中でも、「うるさすぎる食事中の刑務官様の巡回」をお話しします。

刑務官様も仕事なんでしょうが、まぁ、しつこい。


食事の間は、やたら巡回してきます

食べているところをジロジロ見られて

落ち着いてメシなんか食えません


ハナからイラついていますが、食事の前からうるさい刑務官様の様子を

刑務所の「細かすぎる」食事マナー①・・・メシ食うまでがすでにうるさい!

にて、ご紹介していますので、ぜひご覧ください。


5.メシは前を向いて食え!
刑務所では朝食・夕食は舎房(部屋)で食べることになります。

独居房であれば、狭くて、むき出しの便器がそばにある、そんな環境です。

見た目、ニオイなど五感には最悪な環境でも、独居は気を抜いて食べられます


メシを食べるスピードを合わせなくて、大丈夫

ボロボロとこぼしたり、クチャクチャ音を立てても、大丈夫

鼻をかんだり、オナラをこいても、大丈夫


それが、独居房のいい所なんですが、それでも巡回の刑務官様はうるさい!

懲役どうしのメシのやり取りもないし、反則行為の余地があまりないんですがね。

しょうゆ、ソース、ジャム・・・そんなモノを隠して置くくらいしかないんですが。


食事が配られると、とくに号令もなく、各自で食べ始めてOKなのですが・・・

刑務官様は、通常時は15分~20分に1回程度しか巡回してきませんが

食事の時になると、もう常にウロウロと巡回をしているのです。


やましい「反則行為」をしていない時は、もううっとうしくてたまりません。

巡回も、各舎房を歩きながら「チラ見」していくのではないのです。

足音を消して、そっと忍び寄り、舎房の視察口(のぞき窓)の横に立つのです。


そうすると死角となり、我々懲役からは、刑務官様の姿は見えません。

こうして「のぞき込むように」懲役たちが反則行為をしていないか監視します。

ヒタヒタ、ピタッ、そーっ、じーっ、という感じでしょうか?


いやらしい刑務官だと、足音を消して「お前は忍者か!」というくらい忍び寄ります。

たまたま目が合ってしまうと、何も悪いことをしていないのに焦ります

疑われないように、自然な動きをしようとすればするほど、不自然になります。


刑務官様も「コイツなんかやってるんじゃねぇか」と、しばらく監視するんです。

「ビビってるからダメなんだよ、にらみ返してやればいいんだ」と思うでしょう?

それ、もちろんやったことあります。メンドくさいことになるんですよ。


「おい!おめぇ、なんだ?なにコッチをジロジロ見ているんだ!」

「いえ、別に。すみませんでした」

「おめぇらはコッチ見なくていいんだよ!さっさと食え!」


こんな感じで、一喝されます

もし「すみませんでした」と一言言っておかないと、もう大変です。

「担当抗弁」にて逆らったとして、連行⇒調査⇒懲罰 です。


ちょっと目を合わせて、謝らなかっただけで、この仕打ちですよ。

しつこい刑務官様はチンピラとタチの悪さは変わりませんから・・・

というワケで、キョロキョロせず、まっすぐにメシを食うことが大事


ところが、キチンと座って、まっすぐ向いてメシを食っていても・・・

「おい!おめぇどこ向いてるんだ!」

と、刑務官様に怒鳴られることがあるんです。

これって、いったいどういうことよ!


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刑務所の「細かすぎる」食事マナー②・・・メシは早く食べないといけないのか? [食事]

前回より、「刑務所の食事マナー」について、お話ししています。

まずは懲役どうしの「細かすぎる」食事マナーをご紹介する前に、どうしても

刑務所側から要求される「食事の決まり」をお話ししなくてはなりません。


前回は、メシ食う前から、いちいちうるさいことを

刑務所の「細かすぎる」食事マナー①・・・メシ食うまでがすでにうるさい!

にてご紹介しました。正座だけで懲罰の恐れアリとか、ワケわかりません。


今回は引き続き、刑務所が決めている「食事のルール」についてお話しします。

初日からキチンと覚えて、その通りにやらないと、刑務官様に怒鳴られますし、

同じ懲役の「配食係」から「モタモタするんじゃねぇよ」とイジメられちゃいます。


3.ごちそうさまでした、って何?
平日の昼食だけ、作業をする工場内の食堂で、全員そろって食べます。

「食堂」と言っても、テーブルとパイプいすがあるだけの殺風景な空間です。


全員が着席したのを確認して、担当の刑務官様の合図で、食事開始です。

開始は「姿勢を正してぇ、いただきます」と、フツーなのですが、

終了のあいさつが、シャバとちょっと違います


「いただきました」

これが終了のあいさつなのです。どうして「ごちそうさまでした」ではないのか?

刑務官様にも尋ねてみましたが、昔っからコレだからなぁ・・・と不明。


「まぁ、ごちそうと言うようなメシじゃねぇから、ごちそうさまとは言わないんだ」

と、担当の刑務官様の分析ですが、確かにもっともらしい。

ムショのマズいメシに「ごちそうさまでした」と言うのは、かなり抵抗があります。


笑えるのが、少年刑務所あたりだと省略し過ぎて「原形がわからない」

成人刑務所だと、ちゃんと言うヤツ、言わないヤツ、いろいろなんですが・・・

なぜか、少年刑務所だと、みんなお約束のように、大きい声で省略します。


「いただきます」は「きます!」だし

「いただきました」は「した!」です

ラクって言えばラクなんで、全然良いんですがね。


担当の刑務官様も、「それが当然」のように、何も言いません。

「あざーっす」のようなモノなんでしょうかね?


後半は、「刑務所はメシをメチャクチャ早く食べないといけないのか?」の話です。

イメージとしては、飲み込むようにかき込んで、ものの5分で食べそうですけど・・・


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タグ:マナー 食事
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刑務所の「細かすぎる」食事マナー①・・・メシ食うまでがすでにうるさい! [食事]

つい先日まで、「刑務所の食事」について15回ほどお話ししました。

どのようなメニューなのか、どうしてムショめしはマズいのか・・・という

くだらないことを、真剣に分析し、ご紹介してますのでどうかご覧くださいませ。


今回から、しばらくの間「刑務所の食事マナー」について、お話しします。

と言いますと、刑務所側の決まりが厳しいように聞こえますが、その特徴は

①懲役どうしのマナーの方がキビシイ

②そのマナーは細かすぎて理解不能

③シャバの常識が通用しない

と、まぁ、お話しする前からトラブル必至のニオイがプンプンしていますね。


今でこそ「くだらねぇ」と笑って、お話もできますが、当時は覚えるのに必死でした。

そしてこの「刑務所の食事マナー」が出所後も抜けずに、苦労しています。

シャバの人がテキトーに食べていると、注意したくなってイライラします(笑)。


まずは、懲役どうしの細かすぎる食事マナーのお話をする前に、事前知識として

刑務所側から守れ!と言われる「食事マナー」や食事時の常識をご紹介します。

これを知れば、ますますムショめしがマズく感じるようになりますよ。


1.配食の声でおとなしく待ってろ!
刑務所での食事は、朝食と夕食が舎房(部屋)で食べます。

炊場という名の厨房から、懲役たち自ら作った食事が運ばれてきます。

それを代表の「配食係」という者が、オカズを皿に均等に分けていきます。


それ以外の大多数の懲役たちは、舎房の中で待っているだけです。

食事がそれぞれの舎房の「食器口」という小窓に運ばれるので、受け取ればいいだけ

まさに「据え膳、上げ膳」の世界なんです。


この作業が始まると、立会いの刑務官様が廊下中ひびき渡る声で、突然叫びます

「配食準備ぃ~~」

メシを配ることを「配食(はいしょく)」か「配当」と、刑務所では呼びます。


「おっ!そろそろメシか」と浮かれている場合ではありません。

この掛け声がかかると、お茶をもらうヤカンを準備したりしなければなりません。

うっとうしいのが、この掛け声がかかると、一切何もできなくなるんです


配食準備の掛け声がかかってから、メシが配られるまで15~20分は掛かります。

しかしその間は、本を読むことなど私的なことは一切できないんです。

ただ座って、エサをもらうヒナ鳥のように待ってろ、ということなんです。


「んな、バカバカしい。ただ座って待ってられるか!」と思うのですが

懲役たちがその間勝手なことをやって、ナメていることを刑務官様も知っています

刑務官様は足音を立てないように、そーっと巡回してくるんです


油断して、マンガとか読んでいると、ホラ来た!とばかりに

「おめぇ!配食準備なのに、本読んでいるんじゃねぇ!」と怒鳴られます。

これ一発で懲罰はないですが、誓約書を書かされることはあります。


懲役たちもそれがわかっているので、聞き耳を立てて、本をコッソリ読みます。

じゃあ、やめればいいのに、やめようとはしないんですよ。なぜって?

刑務所に入るくらいですから、バレるかな?という、スリルがたまらないんです


ちなみに、懲罰でなくても、こういう注意を受けるとモロに不利益なんです。

減点制度というのがあって、注意されるたびに1点ずつ減っていき、

翌月のテレビが、どんどん見られなくなってしまうんです。


娯楽のない刑務所では、夜のテレビ視聴がかなりの楽しみです。

ところが、週4回、3回、ゼロと減らされてしまうので、死活問題

アメとムチの世界ですが、アメが極端に少なく、ムチばっかりが刑務所なんです。


注意⇒減点⇒TV見せない

という「おしおき」で刑務所は懲役たちを管理しようとするのです。

刑務官様に見つからないように、ギリギリまで本を読むまさにチキンレースです。


後半は「刑務所では正座は厳禁」のナゾをお話しします。

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刑務所の夏⑧・・・ムショの夏メニュー&まさかのアイス!? [食事]

刑務所の夏は暑いです。シャバにいた時よりも暑いんです

どのくらい「ウンザリする暑さ」で、それをしのぐ「ショボイ裏ワザ」を紹介したくて

シリーズで「刑務所での夏の過ごし方」をお話ししております。


そう言えば、まだ夏場の食事について、ほとんどお話ししていませんでした。

今回は、刑務所の「夏の食事」についてお話ししようと思います。


飲み物に関しては、以前の記事で、「刑務所の熱中症対策」をご紹介しました。

刑務所の夏①・・・刑務所での夏の過ごし方とは

刑務所のカタチだけの対策です。どうぞご覧ください。


夏場は、スポーツドリンクが、午後にたった1杯だけ支給されるとお話ししました。

うすくて、ぬるくて、たったコップ一杯

熱中症対策と言うには、あまりに貧弱すぎるのです。


そんなワケで、体力に自信がないと、気をつけていても「夏バテ」します。

食事は何か配慮をしてくれるのでしょうか?

「夏場はアイスが出る」のはホントなのか、ご紹介します。


15.刑務所のキビシイ夏メニュー
私は刑務所では毎年、8月になると「夏バテ」をしていました。

あまりの暑さに「腹は減っているけれど、メシが食えない」状態になるのです。

ただでさえ、少ないエサでカラダは絞られているのに、さらに2kgはやせます


シャバであれば、ノド越しが良くて、冷たくて、食べやすいモノを選べます。

しかし、ココは刑務所。そうめんとか刺身とか絶対に出ません

夏場も当然カタイ麦メシ。オカズは季節感を無視した煮物なんかが出ます。


もう見た瞬間に「食欲ゼロ」ですが、食べないとカラダが持たないので食べる

そりゃあ、もう、ムリヤリ流し込むという作業、いや苦行です。

流し込むワケですから、飲み物をガブ飲みしますが、これがまたツラい。


刑務所にもよるとは思いますが、私のいた刑務所は配慮ゼロ。

真夏だろうが、関係なく「あつーいお茶」です。

お茶と言っても、古いタタミの色がついた、味など一切ない「お湯」ですけどね。

残念ながら、冷たい麦茶とか出ません


どうですか?食欲湧いてきましたか?

休日の夕食が最高に「苦行」ですよ

もう一度、ご紹介しておきましょう


夕食と呼ぶにはまだ早い、午後4時

西日がモロに差し込む舎房で、汗流し

麦メシと季節感ゼロのオカズを

あつーいお茶で流し込む


でも、中には全く動じない、夏バテしない懲役もいるので、その体力を尊敬します。

まぁ、8割以上の人はやられまくっていますけどね


さてムショの夏メシですが、配慮がまったくないワケではありません。

週に1度冷や奴が出ます。なぜかカラシが薬味です。

週に1度の「メン」の日に、冷たいそば・うどんが出たりします。

年に1回「スイカ」が出ちゃったりもします。


こんなもんです。えっ?もう終わり?という感じですね。

何度思い出しても、記録を見返しても、夏らしいメニューはそんなモノです。

しいて言えば、ゴーヤとナスを使ったメニューが増えることくらいでしょうか?


名前だけは「夏」らしいメニューは、いくつかあります

キビシいなぁ、と思ったのが「夏野菜カレー」でした。

インゲン、ピーマン、かぼちゃが入ったカレーで、確かに夏野菜なんだけど・・・


明らかに食べづらいし、カレーの味に合わない痛いメニューでして、

「頼むからフツーのカレーにして!」

と、いつも涙目になりながら食べていました。


思ったほど「夏メニュー」がないのがお分かりいただけたかと思います。

つまり、3度の食事には「暑さをしのぐ」ことは期待できない

じゃ、じゃあ、ウワサにある「刑務所では夏にアイスが出る」話をしましょう。


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刑務所の食事⑯・・・厳選!ムショの「誰が食べてもマズいメニュー」 [食事]

「刑務所の食事」についてシリーズでお話ししております。

今回も、「刑務所で苦しめられたメニュー」についてご紹介します。

ただし、今回は「料理したら、残念な結果になった」メニューをご紹介します。

もう少しマシな食べ方があるだろ?

ヘタに料理せずそのまま食べようよ

そんな、イジった結果、より傷口を広げ、食べるのが非常にツラいメニューです。


前回の記事では、マズいを通り越して「食えない」メニューをご紹介しました。

刑務所の食事⑮・・・マズいっ!苦しめられた「ムショめし」

にて、その真相、法務省の陰謀まで追及しています(笑)。ぜひご覧ください。


16.どうしてそこまでマズくなる?
食べ物には好き嫌いという個人差があり、私がマズいと感じるだけかもしれず、

また食べる状況、寒い時に冷えたメニューや、暑い時にアツアツのメニューなど

環境にも左右され、なかなか「これがマズい!」と断言しにくいモノです。


正直、ブログの記事に書きたいような「マズいメシ」はたくさんあるのですが

これに注意して書かないと、ただの好き嫌い発表で、自己満足になってしまいます。

が、しかし、その中から厳選して「誰が食べてもマズいメニュー」を紹介しますね。


①牛肉とゴボウのしぐれ煮
これは「まさか、意外」なメニューだったのではないでしょうか?

シャバでは牛肉はごちそうであり、どう料理してもウマいハズ

さらに「しぐれ煮」という、あの甘辛い味付けはキライな人はいないハズ


なぜ、そんな「間違いない料理」がマズいんだ!

そうお怒りになっても不思議ではないと思います。

でも刑務所のそれはマズいんです!


そこには刑務所の食事に関する「2つのキモ」があるからマズいんです。

1つ目は「牛肉を使っていること」

2つ目は「ゴボウを使っていること」


オイオイ、ちょっと待て。牛肉は高級食材でウマいに違いないだろ、と思うでしょう

それが、刑務所では通用しないんです

「肉は牛肉が一番ウマい」というシャバの常識が、根底から覆されてしまうのです


どういうことだよ?

「オマエだけがマズいと言っているんじゃないのか?」いえ、そんなことはありません。

ちゃんと理由はあるんです・・・


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タグ:食事
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刑務所の食事⑮・・・マズいっ!苦しめられた「ムショめし」 [食事]

「刑務所の食事」についてシリーズでお話ししております。

今回は、「刑務所で苦しめられたメニュー」についてご紹介します。


ベタな質問ですが、みなさんは、食べ物の好き嫌いはありますか?

刑務所でツラいことの一つが、食べるモノを選べないこと

だから、食べ物の好き嫌いが激しいと、当然苦労します。


もちろん、食べる食べないは自由。残飯で出しても刑務官からは怒られません

何が苦労するかと言うと、ただでさえ制限された食事ゆえ、食べるモノが減ること。

残すと空腹がツラいんです

なんせ、休日の夕食は16時。そして翌朝8時の朝食まで、何も食えない

16時間の絶食です


もう一つ、麦メシを食べ切るのに苦労することになるんです。

ただでさえ、麦メシがオカズに比して多すぎて、持て余している状況なのに・・・

キライで残すと、オカズが一品減ってしまい、致命傷になります。


が、「刑務所では食べ物の好き嫌いが激しいと苦労しますよ」が結論ではないです

私が今回言いたいことは、刑務所ではエゲツなくマズいメニューがあるということ。


「マズいモノで苦しめられますよ」

「その結果、好き嫌いが増えます」


なんと、自分でも驚いたことに、刑務所に入る前より、極端に好き嫌いが増えました

以前は好き嫌いがなく、何でも食べられていたのに、グレードダウンして出所です。

元も子もない話ですが、苦しめられたメニューをご紹介していきます。


15.苦しめられたムショめしとは?
刑務所のメニューに徹底的におみまいされて、恨みを抱える食材がいくつかあります。

「見るだけで、怒りがよみがえる」

「もう、あの食材は一生食わん!」


マズくて、イヤなら、残せばいいのに、それができないのが懲役の根性

「残したら、空腹に耐えられない」

「食わないと、体調が心配だ」


そんな貧乏くさく、ビビりなことを考えてムリヤリ食べるモノだから、トラウマに

シャバで食べたら、マトモな料理だからおいしいハズなのに、いまだに敬遠してしまう。

「もう、アレは一生分食べたから、食わない!」が出所後の口ぐせです。


①陰謀論の焼き魚
さて、刑務所に入る前には本や話で、ムショのメシについて色々と聞いていました。

とくに評判が悪かったのは「焼き魚」

どれもがパサパサで、食えたもんじゃない。中でも「サンマ」がヒドイとのこと


実際にはどうだったか?

幸運にも?複数の拘置所・刑務所を経験できたので、比較ができました。

たしかに、どこの施設も焼き魚はヒドイもんでした。しかし、ちょっと違う


評判ではぶっちぎりのワーストワンだった「サンマ」はマトモな方でした

サンマはもちろん冷凍、小さめの1尾を丸焼きですが、それほどパサパサでもない。

季節を問わず、月2回は出ましたが、メシが進む、安定感のあるメニューでした。


刑務所で出る「焼きサンマ」なんて、こんなもんだろ?と思えば、問題ナシです。

ホントにひどかったのは、「名前だけ高級そうな魚たち」でした

「ブリ」「カジキ」の焼き魚


「なんだ?受刑者のくせに、イイ魚食べてるじゃねーかよ!」

外の人間がメニューを見た時に、絶対にこうしたカン違いをされることでしょう。

でも、実際は「くそマズい」ワケで、悶絶して苦しめられているワケです。


受刑者にはマズい魚で苦しめ、世間にはいい魚を食わせているとアピールする?

これって、法務省や刑務所の陰謀ではないか?と本気で考えていました。

外部の目をやたらと気にする法務省や刑務所のことです。あり得るかも?


「官は懲役たちに配慮したエサを与えてます」と世間には言いたいがために

「名前は高級な魚」「でも実は安くてマズい魚」を意図的に選んでいるのか!?

たかが焼き魚一つで、国家、法務省の陰謀論に発展させる、アタマおかしいですね。


話を「現場の魚」ブリやカジキの焼き魚に戻します。

コイツらはホントに、ヒドかった!

ハシが通らないほどカチカチであり

口中の水分がなくなるパサパサ具合で

噛んでも噛んでも、生臭さしかない

うま味やあぶらがゼロという奇跡の魚


魚はある程度マズくても、その塩気と味で、メシが進むものだが、停止してしまう。

なにしろ、「噛み切る」「飲み込む」食べるというより格闘しているのだから・・・

よくもここまで、うま味とあぶらを落とし切ったな、という残骸を食べている感覚だ


もう、ブリやカジキの焼き魚が出て来た時は、部屋中ため息でしたよ。

食事ではなく「噛んで、飲み込む」作業となっていました。

部屋からは「チッ!」「マズっ!」という独り言が聞こえ、雰囲気は最悪でした(笑)。


干物でもないのに、どうしてこんなに硬い焼き魚なのか、と感心していました。

同様に「シャケ」がありますが、これはお茶漬けにして片づけられるので大丈夫。

サバやアジの焼き魚はまだアブラが残っていて、わりと食べられました。


後半も、マズいを通り越して、「食えない」メニューをご紹介しますよ。


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