「刑務所のイジメ」について、続けてお話ししています。
よくあるイジメは、シャリあげや貢ぎなど、セコくてショボいものばかりです。
しかし、
少数だけどエゲツないイジメとはどんなものだろうか、気になります。
私も刑務所に入った当初は、どんな理不尽が待っているか、ビビっていました。
結局、命に関わるようなイジメ、マンガ以上のイジメはお目にかかれませんでした。
例えば、
ボコボコに殴られて重体、虫を食わされる、先輩の手コキさせられる、など。
話には聞くけれど、どこまでホントかわからない話で、ご紹介できません。
しかし、
2015年の5月には川越少年刑務所にて笑えない話が・・・
「ソフトボール練習中、金属バットで殴り、頭の骨を折る重傷。事件送致した」
って、現実に起こっているじゃん!
もちろん
事件送致⇒傷害罪にて裁判⇒半年程度は増し刑、と懲罰だけでは済みません。
やっぱり血気盛んな若者の
「少年刑務所」はイジメのレベルがケタ違いだわ・・・
そういうワケで、前回は「少年刑務所のイジメ」について
「
刑務所のイジメ(21)・・・少年刑務所のエゲツないイジメ」
にて詳しくお話ししました。ぜひご覧ください。
今回は、暴力ではないけれど、恥ずかしくてエゲツないイジメをご紹介します。
人としてのプライドなんか、ズタズタ。
でも実際にその場にいた私は、大喜びで一緒に楽しんでいました。ゴメンなさい。
1.下半身もイジメる少年刑務所
今回もイジメの話ですが、同時に
下品な話、思いっきり下ネタです。
この手の話を受け付けない、という人はこんなブログを読まないと思いますが・・・
もし不愉快にさせてしまったら、申し訳ありません。しかし事実なんです。
人間の三大欲求は
「睡眠欲・食欲・性欲」と言われています。
寝る時間はムダにあり、メシも一応3食与えられている刑務所ですが・・・
性欲だけはどーにもならない。そしてブラックボックスの部分です。
刑務所は女性はいないので、早い話、
完全禁欲するか、自分で処理するか、です。
自分で処理、つまりマスターベーション、オナニーです。
これは
刑務所内の決まり(=遵守事項)
では書かれておらず、禁止されていません。
性欲処理、自慰については、また詳しくお話しします。
しかし、禁止されていないからと言って、雑居ではおおっぴらにヤレません(笑)。
ホントに困ることであるけれど、触れられたくない話題です。コッソリ済ませたい。
そんな恥ずかしいことを、鬼の先輩たちが放っておくワケがない!
20代の若者が集まる
「少年刑務所」では、ガマンできる方があり得ないことです。
「どうせコッソリやるんだろ?だったらネタにしてやる」と先輩は考えます。
刑務所では自慰、マスターベーションのことを
「ズリ」と呼びます。
「少年刑務所」では、その恥ずかしい「ズリ」をイジメのネタにするんです!
巡回・視察の刑務官様に見つからないよう、
どうやって「ズリ」でイジメるのか?
2.どうやって「ズリ」するのか?
若者ばかりの
少年刑務所の雑居では「ズリ」をするのは、もはや当たり前。
もちろん、
便所にこもってヤルので「ズリに行く」なんて言います。
元気があり余っている先輩なんかは1日に2回行ったりすることはよくあること。
だから、
「ズリ」に行くこと自体は、恥ずかしいことではないんです。
感覚としては「大便に行く」のと同じ
便所は上半分ガラス張りなので
「ナニをやっているか」見えてしまいます。
だから他人の「ズリ」中は、
立ち上がらず、便所をノゾキ込まないようにします。
ヤッてる本人も、巡回・視察の刑務官様にバレないよう、
小さな動きにします(笑)。
そんなお互いの
「気づかい」が、雑居に平和をもたらしているワケです。
しかし、それを逆手に取る先輩が、いるワケなんですよ・・・
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