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刑務所のイジメ(16)・・・自分から「シャリあげ」を希望させるテク [イジメ]

「刑務所のイジメ」について、続けてお話ししています。

ここ数回は、イロイロあるイジメの中でも「シャリあげ」をご紹介しています。

「シャリあげ」は、バレにくく、肉体的にもダメージのデカいイジメなんです。


前回は、新入りが「シャリあげ」のイジメにハマるまで、を
刑務所のイジメ(15)・・・イジメられっ子に堕ちていくまで
にて詳しくお話ししました。


刑務所でイジメられるキッカケは大きく2つ

①新入りの最初の1カ月をガンバれず、適応できない

②口はわざわいの元:余計な一言、他人の悪口、失礼な受け答え


ホント、これに尽きると思います。

何せ、せまくて、退屈で、ストレスフルな世界。ささいなことに反応します。

そのレベルの低さは、小学生と同じ


つまり、刑務所では何と言っても「人間関係」に苦労するワケです。

首を突っ込まず、他人と関わらないことが、無事に過ごす一番良い方法ですが・・・

しかし、雑居ではそうはいかない。しゃべらないワケにはいきません。


今回は、先輩たちの質問にキチンと答えず、怒らせてしまったKさん・・・

そのKさんがイジメられ、ハマって抜け出せなくなるお話をご紹介します。


3.あの一言が命取りだった!
Kさんは「何をやらかして懲役になったか」自分の犯罪について決して話しません。

しかし、雑居の新入りにとって、この話題はゼッタイ訊かれること。

何でもいいから、何か答えておくべきなのです!


ところがKさん、言いたくないのはわかるけれど、最低の返しをしてしまった。

「いやぁ、それはちょっと・・・」

この拒否の姿勢が、雑居の先輩たちを怒らせ、イジメられっ子決定


どこの世界でもそうですが、雑居ではとくに「会話の返し」が重要です。

失礼な物言い、笑いも取れない、空気を読めないヤツは嫌われます。

まして質問に「いや、ちょっと」なんて返した日には、ケンカを売っているのと同じ。


「自分の妄想ヒストリー」で、つじつまが合うウソを言っておくのもアリ

自分のヘタレっぷりをアピールして、笑いで肝心な部分をボカすのもアリ

とにかく、先輩たちの質問を予想して備えておくのは、懲役生活では重要です。


懲役も「バカ」ではやっていけません・・・

Kさんは、残念ながらバカになりきれなかった!

先輩たちはイジメる相手、つまりは退屈しのぎのオモチャができてうれしそうです。


さっそく次の日から、Kさんのイジメは始まってしまいました。

しかしそれは、貢がせでも、チンでもなく、「シャリあげ」から始まりました

「質問の返事が気に入らない」ことを、どう「シャリあげ」に結びつけるのか?


さすが、刑務所。ヘリクツ満載

チンピラのタカリのテクニックが発揮されます。

Kさんをムリヤリ納得させ、メシをブン取る「テクニック」をご紹介です。



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