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刑務所でのカネにまつわる話(6)・・・お金の差し入れについて [差し入れ]

刑務所での「カネ事情」について、お話ししています。

懲役になれば、クビになっても失業手当がもらえなかったり・・・

懲役作業には「作業報奨金」というカネが出るけれど、激安だったり・・・


やはり実刑喰らって、刑務所に入ると、カネについても相当キビシイ!

前回まで、「作業報奨金」は刑務官様の好き嫌いで金額が決まる話
刑務所でのカネにまつわる話(4)・・・「ヅケ取り」で給料アップ

そして、作業報奨金を弁済・寄付に使って出所を早くする?話
刑務所でのカネにまつわる話(5)・・・カネの恨みと男の嫉妬は恐ろしい
ショボい作業報奨金をなんとかしようとするアホな話、ぜひご覧ください。

今回は、刑務所で稼げないから、外からカネを送ってもらう「現金差し入れ」の話です。


1.カネを差し入れしてもらう
どんなにガンバっても、刑務所では何万円も一気に稼ぐことは不可能です。

しかし、刑務所生活を快適にするにはカネがかかる!

雑誌を買い、新聞を買い、下着を買い、防寒着を買い・・・結構なカネが必要です。


そして人によっては「ミエを張りたい」ためにカネが必要なんです。

とくに雑居房では「貧乏人のセコいヤツ」と思われたくない!

だからカネもないのに、ムリして新聞、雑誌を買って、大盤振る舞いをしちゃう。


とは言っても、毎月もらえる「作業報奨金」など数千円がいいところ

新聞、週刊誌、マンガあたりを目一杯買ったら、1万円は軽く超えます

手持ちのカネもない「ショボいヤツ」なのに、どうやってカネをひねり出すか?


もう、外からカネを「差し入れ」してもらうしかないんです。

カネの差し入れは、入れてくれる人さえいれば、カンタン

①窓口での差し入れ(刑務所に直接来る)と

②郵送での差し入れ(現金書留)があります。


2.窓口でのカネの差し入れ
窓口差し入れは、面会に来てくれた人が、ついでに窓口で現金を入れる形です。

たまに面会せず、日用品とカネだけ差し入れして帰っていく家族もいますが・・・

施設によって違いますが、一度に大量の現金は断られます(笑)。


私のいた所は「一度につき3万円まで」と、やんわり言われていました。

しかし「そんなの関係ねぇ」と、わざと決まりを破るヤツも

ミエを張るため、わざわざ多額を差し入れさせるんですよねぇ。


現金の差し入れがあると、翌朝、会計課の刑務官様が現れて、確認を求められます。

「◯△さんから、3万円の差し入れがあった、確認して!」

現金ではなく、帳簿を見せられて、確認の「指印」を押します。


差し入れのあった者がまとめて呼ばれるので、他人に金額がバレてしまうんですね。

チン「あれ?オマエは3万円?ショボいねぇ!

私 「いやぁ、親が毎回入れてくれてるんで、十分な金額ですよ」

チン「えっ?オレなんか、アニキが毎月15万円入れてくれるけど」

私 「いやぁ、スゴイっすね。差し入れしてもらえるだけでも、恵まれているのに…」

チン「だろ?オレはさぁ、組でも大事にされていたから!」

私 「・・・・・・」


アニキとか、月15万円とか、組の者とか、威勢のいいこと言っていますが

この人、もう40歳になるオッサンですから!

アンタ、カネもらう方じゃなくて、若い下の者にカネをやる方でしょ!


いい歳して、いつまでも寄生して、養ってもらってるんじゃないよ!

この、どチンピラが!

15万円もいらないのに、わざわざ差し入れさせて、ミエ張ってるんじゃないよ!


と、まぁ、ホントのことを指摘して、文句を言ってやりたいところです。

100%口論になって、懲罰確定ですし、ビビりなので言えませんが・・・

受刑者はこんな細かいところでも、ミエを張りたがり、虚勢を張るんです


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刑務所の差し入れ「本・雑誌」について(2)・・・裏ワザ・裏ネタのご紹介 [差し入れ]

前回は、刑務所への差し入れの「本・雑誌」について、

どんな本・雑誌が検閲に引っ掛かる/引っ掛からないのか?をお話ししました。


刑務所は差し入れが可能なモノが少なく、かつ、

書籍以外は刑務所で指定されたモノに限る

ので、本・雑誌しか、自分の意思で好き勝手なことができないんです。


本・雑誌こそが、刑務所へ差し入れする腕の見せ所、やりがいのあるモノなんです。

エラそうに言いましたが、懲役たちにとって本・雑誌の差し入れはホントありがたい。

今回は、本・雑誌の差し入れがスムーズに行くように、裏ワザ・裏情報をお話しします。


ちなみに、刑務所に差し入れできる/できないモノについては、前々回の記事

刑務所の差し入れ・まとめ・・・懲役の人、既決(判決確定)の人の場合

刑務所に差し入れできる/できない本・雑誌については、前回の記事

刑務所の差し入れ「本・雑誌」について①・・・検閲で不許可になる本は?

を、ぜひご覧いただき、参考にして下さい。


【本・雑誌の差し入れ:ウラ情報】

A.やべぇ!検閲で不許可になった!
もし、差し入れの本が検閲で不許可になっても、ビビることはありません。

そのことで、本人が不利益を被るとかはありません

「懲罰」になったり、「仮釈放」が遅れることはありませんので、ご心配なく。


そして、検閲で「不許可」になったとしても、ムダにはなりません。

本人に通知され、領置(あずかり)になるだけなので大丈夫

捨てられる、とか、送り返される、ということはありませんのでご心配なく。


B.付録は外さないともったいない!
雑誌によくある「付録」ですが、色々なモノがあります。

文具だったり、バッグだったり、エロ本ではパ◯ティーなんかもあります。(笑)

そして一番お目にかかるのが付属のDVD


これらはシャバでは、雑誌の価値を上げ、お得なモノになるのでしょうが

刑務所ではすべてダメ

付録を持ち込むことが許可されないのです。


差し入れでこれらの付録がついた雑誌が届くと、

渡される前にその場で、即、決断を迫られます

廃棄するか、領置するか・・・


ですが、特別な理由がないと領置は認められないのです。

基本的にはすべて「廃棄」

限定本のDVDやカードなんかであれば、廃棄では泣くに泣けません


せっかく気を遣って付録も入れてもらっても、捨てるしかない、という痛恨事!

DVDなどの付録だけを捨て、本体の雑誌は本人の手元に届きます

どうせならもったいないので、付録を外してから、差し入れするようにして下さい


後半も裏ネタ・裏ワザが続きます。

本・雑誌は検閲があるから、すぐには届かないけれど、翌日に届く方法が!


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刑務所の差し入れ「本・雑誌」について(1)・・・検閲で不許可になる本は? [差し入れ]

前回は、刑務所の差し入れについてまとめてみました。

刑務所は、判決が確定して、懲役を勤める場所なので、

差し入れの制限が一段キビシクなります。「ダメなモノはダメ」で判断・・・


刑務所は差し入れが可能なモノが少なく、かつ、

書籍以外は刑務所で指定されたモノに限る

ということをお話ししました。


刑務所の差し入れできる/できないモノについては、前回の記事

刑務所の差し入れ・まとめ・・・懲役の人、既決(判決確定)の人の場合

を参考にして下さい。


持ち込みのモノで許可されるのは、出所時の私服、書籍、切手くらいです。

今回は、ほぼ唯一と言ってもよい、持ち込みのモノで許可される差し入れ

「本・雑誌」について、どんな本・雑誌が差し入れ可能なのか?をお話しします。


どうして検閲をするのか?とイラッとしますが、それは受刑者だから仕方ない・・・

刑務所生活が始まった頃は、検閲は相当キビシイのでは、と勝手に想像していましたが

フタを開けてみれば、意外とキビシクはないです。


法律上でも、あまり厳しく制限してはいけないことになっているからでしょうが、

長い間刑務所生活をして、検閲の結果をウォッチしていると、まぁ勝手なモノ。


犯罪につながる内容、反社会的集団の活動の紹介、手口を紹介しているモノ

こういう書籍は「不許可」になってもしぶしぶですが、まだ納得がいきます


実は、刑務所にとって都合が悪いモノ、これも検閲で「不許可」になるんです。

刑務所内部のことを書いたモノ、刑務官の不祥事が書かれたモノ

こういう内容の書籍も、あっさり「不許可」になります。納得いかない!


その検閲ですが、長年刑務所にいると、その傾向がわかってくるのですが、

残念なことに、刑務所によって許可・不許可の基準がバラバラなんです。

だから、正確なことが言えないのが、もどかしく、悔しいです。


検閲を行っている、教育部門のおエライ刑務官様の判断次第のようなのです。

「このエロ本は、テッパンで入るから大丈夫だよ、グヘへっ」

と、安心しきって注文していたものが、いつまでたっても届かない。


そのうち、「この本は、検閲の結果、不許可にする」と通知され、ガックリ

新年度になると、検閲の担当も変わって、こういうことがよく起きました。

「昨年は大丈夫だったのに、今年はダメになるなんて…」刑務所あるあるです。


差し入れならまだ良いが、なけなしの自費で購入した場合は悲惨ですよ。

検閲で「不許可」の通知後、おカネは払うが、出所時まで領置され、読めないんです。

こういう本って、エロ本とかで、出所後には絶対に見ないようなモノなんです。(笑)


それでは、偏見と独断に満ちてはおりますが、

「差し入れ本・雑誌」の検閲不許可マニュアルをどうぞ


【検閲で「不許可」の可能性が高い】

①反社会的集団・暴力団の活動紹介
週刊誌でも、暴力団の上層部の行事、活動、武勇伝とかを紹介する記事があります。

その部分の記事は、切り取りか、黒塗りになります。イヤなら領置でおあずけ

元組長さんが書いた自伝は「不許可」になっていました。

この辺りの本はゴマンとありますが、まず検閲を通らないでしょう。


後半も、不許可本の紹介を続けます。


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刑務所の差し入れ・まとめ・・・懲役の人、既決(判決確定)の人の場合 [差し入れ]

前回は、拘置所の差し入れの話で同じことを言いましたが、

一般の人には刑務所が、留置場や拘置所と何が違うのかよくわからん、と思います。

差し入れのお話をするのに、これでは不便なので簡単に説明させていただくと・・・


留置場→逮捕されたら、まずブチ込まれるところ。警察署の中にある。

拘置所→取り調べが終わり、裁判が始まると、留置場から移される。法務省の管轄。

刑務所→裁判で刑が確定して、懲役刑や禁固刑になると拘置所から移される。


と、また、おさらいしてみたのですが、

拘置所にて判決が確定して、刑務所への移送待ち「既決」の人も、拘置所にはいますが

刑務所の差し入れの基準と同じとなります。入るのモノほぼ一緒。


ちなみに、弁護士に差し入れのことを訊いても、この辺の情報は頼りになりません

ネットに載っている情報も、まちまちで、どれが正しいか見極めがムズカシイ

そんなワケで、刑務所の差し入れについてまとめてみました。


刑務所も、郵送・宅配便での差し入れはOKです。

事前に登録や、許可もいりませんが、郵送・宅配便での差し入れは限られてしまいます。

書籍、切手、現金・・・こんなものに限定されてしまいます。


もし、差し入れはダメなものを送っても、領置(あずかり)になるだけなので大丈夫

「モノが届いた」という知らせは、本人に届きますが、受け取れるのは出所時です。


刑務所では、日用品・下着など私費で購入・所持できるモノがかなり限られており、

差し入れに関しても、刑務所が指定したものを売店で購入しないと、ダメなんです。

ですから、書籍、切手、現金以外は郵送・宅配便で送ってもムダになってしまうんです。


刑務所にいると、購入できるモノは限られているし、自分で買っても同じなので、

結局のところ、差し入れは書籍か現金がありがたくて、現実的になります。

それでは話が終わってしまうので、細かくお話させていただきます。


C.刑務所の差し入れ

【OKなもの】

・シャツ:刑務所指定のモノしかダメで、半袖、ランニングとある。

→洗たくがひどいので、半年でゾッとするほど真っ黒になってしまう。

・パンツ:刑務所指定のモノしかダメで、トランクス、ブリーフとある。

→最近では、ボクサータイプや柄物を許可する刑務所もある。

・くつ下:刑務所指定のモノしかダメで、夏用、普通、冬用と3種類。

→冬用は暖かくて必須だが、すぐダメになる。

・タオル:刑務所指定のモノしかダメで、色しか選べない。

・本・雑誌:差し入れ人一人につき3~10冊/月と制限があるので注意。

・現金:金額に制限はない。刑務所で管理してくれるので安全。

・メガネ・コンタクト:コンタクトの洗浄液は入らない。自分で購入。

・切手:切手は必要だが、購入できるので必要度は高くない。

・写真:1回に10枚まで、など刑務所ごとに制限が異なる。

・パンフレット、チラシ:書籍の制限と違い、こちらは制限がユルい

・ネットプリント:貴重な情報源!このブログを印刷してね。

・チリ紙刑務所で指定のモノに限る。並と上があるので、できれば上で。

・筆記具刑務所で指定のモノに限る。ボールペン(黒・青・赤)、鉛筆がOK

・ノート、便せん刑務所で指定のモノに限る。ノートはB5、A4版。

・洗面用具刑務所で指定のモノに限る。シャンプー、石けん、ハブラシ、歯みがき粉

・夏場に嬉しい:刑務所で指定のモノに限るが、シッカロール、制汗剤。

・冬場に嬉しい:刑務所で指定のモノに限る。手袋、耳当て(刑務所による)

・冬場に必須:メリヤス(ラクダシャツ・ズボン)、冬用靴下…刑務所で指定のモノ

・電気シェーバー:刑務所で指定のモノで電池式。自費で買うものが多い。

→ヒゲ剃りは入浴時にやるので、電気シェーバーあればフロに長く浸かれる。必須


大事なことなので、もう一度言いますが、下着・タオル・日用品・文具など、

使いそうなものだから・・・と気を利かして事前にイ◯ンやユ◯クロなどで買い物しても

全部「不許可」、入りません


刑務所の指定の品を売店で買い

差し入れする方法でなければ

下着・日用品の差し入れはダメです


後半は、NGなモノをどうぞ。


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拘置所への差し入れ・未決用・・・経験者の実感によるお役立ち・裏情報 [差し入れ]

前回、拘置所における、未決(判決が確定していない人)の差し入れをまとめました。

拘置所内の売店にある、指定されたモノという条件付きとはいえ、留置場とは違い、

拘置所は段違いにモノが入ります


ホント、留置場は「ブタ箱」の名がふさわしい、ヒドイところですよ。

留置場は冷暖房があることだけがいい点で、あとは人間らしい生活は送れません。


そんな格段に差し入れがアレコレ入る拘置所ですが、それだけにテクニックがあります。

刑務所に送られた後も役に立つような裏ワザもありますし、

拘置所でイジメに遭わないための自己防衛策もあります。


最初から知っているのと、後から知ったのでは大違い!

少しでも役に立ててもらって、身を守ってもらい、元気にシャバに出て来て下さい。


差し入れに関するリストについては、前回の記事

拘置所への差し入れ・まとめ・・・未決(判決確定していない)の人の場合

を見て、ぜひ参考にして下さい。OK、NGなものを分けて書いてあります。


【差し入れに関する経験者の実感】

①下着、タオルはその後も使える?
下着、タオルは、刑務所に送られる先を見越して、差し入れしたほうが良いです。

拘置所によっては、刑務所に移る際、「何でも不許可」にしてしまう所もありますが

一部は、刑務所で許可しているモノに近ければ、許可してもらえることもあるからです。


たとえば、シャツなら、無地で白色ならば、刑務所でも使えることもあります

ユ◯クロのヒー◯テックを許可された人は、冬場はホントに重宝すると言ってました。

パンツも派手なモノ、文字がないモノ、であれば刑務所でも使えることもあります。


タオルは、無地で、フツーの厚さのモノなら、そのまま許可されることも多いです。

洗たくは、留置場と違い、下着に関しては毎日あるので数はたくさんいりません

大事なことは、素材などの質と言えます。とにかく、冬は寒いし、夏は暑い。


ただし、これらはほんの一部の拘置所の話であるので、期待はまったくできません

その上、送られた先の刑務所が「そんなもんダメだ!」と言えばそれまでです。

ただ、冬の寒さのことを考えると、保温機能のシャツとかは貴重ですよ!


②防寒着は生命線
とにかく、冬の寒さがハンパないです。

こちらは留置場と違って冷暖房などナシ

古い建物はすきま風がひどく、外にいるのとほとんど変わりません


まだ体が寒さにもなれていないので、メチャクチャ寒さを感じるんですよね。

冬は厚手の靴下、ズボン下、コートが重宝しました。

部屋の中ですが、丈の長いダウンコート、グラウンドコートがいいと思います


くだらないかもしれませんが、これって体験してみないとわからないと思うんですよ・・・


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拘置所への差し入れ・まとめ・・・未決(判決確定していない)の人の場合 [差し入れ]

一般の人には拘置所が、留置場と刑務所と何が違うのかよくわからん、と思います。

差し入れのお話をするのに、これでは不便なので簡単に説明させていただくと・・・


留置場→逮捕されたら、まずブチ込まれるところ。警察署の中にある。

拘置所→取り調べが終わり、裁判が始まると、留置場から移される。法務省の管轄。

刑務所→裁判で刑が確定して、懲役刑や禁固刑になると拘置所から移される。


と、まぁ、おさらいしてみたのですが、

拘置所は、裁判をやっている間、判決が確定するまでブチ込まれている場所

言わば、刑務所に行くかどうか「結果待ち」の「待機部屋」であります。


そして、拘置所が差し入れに関して、一番自由度が高くて、その分複雑です。

差し入れのモノによって、拘置所生活がマシか、ヒドイか、分かれると言えます。

ここはどうか、説教したいのをこらえて、拘置所に差し入れしてあげて下さい。


ちなみに、弁護士に差し入れのことを訊いても、この辺の情報は案外知らないです。

ネットに載っている情報も、まちまちで、どれが正しいか見極めがムズカシイ

そんなワケで、ややこしい拘置所の差し入れについてまとめてみました。


拘置所の差し入れについては、以前の記事

拘置所にやって来た③・・・食べることだけが楽しみです

にて、一部ご紹介しました。よろしければ、参考にして下さい。


留置場も拘置所も刑務所も、郵送・宅配便での差し入れはOKです。

事前に登録や、許可もいりません。

もし、差し入れはダメなものを送っても、領置(あずかり)になるだけなので大丈夫

B.拘置所の差し入れ

【OKなもの】

・下着(シャツ・パンツ・くつ下):寒さ暑さが厳しいので、保温・吸汗効果のあるモノが◯

・タオル:無地でフツーのモノが、後々も使えて◯

・私服:冬場はとにかく寒く、外で生活しているイメージの服を。

・裁判用私服:法廷に立つときは、ワイシャツ、スーツが無難。

・本・雑誌:特に制限がないので、多いとありがたい。

・現金:金額に制限はない。拘置所で管理してくれるので安全。

・メガネ・コンタクト:コンタクトの洗浄液は入らない。自分で購入。

・切手:弁護士に速達で送りたい時、切手はたくさん必要。

・写真:思い出の写真で力を与えられたら・・・

・パンフレット、チラシ:スマホで調べられないんで、意外と必要なんです。

・ネットプリント:このブログを印刷して、本人に渡せてもらえたら!

・フトン:決まりではOKになっているが、見たことない。分解してチェックされる。

・食べ物拘置所で指定のモノに限る。自分で買ってきて持ち込みはすべてダメ。

・チリ紙拘置所で指定のモノに限る。毎日使うので、ありがたい。痔にも優しい。

・筆記具拘置所で指定のモノに限る。ボールペン(黒・青・赤)、鉛筆がOK

・ノート、便せん拘置所で指定のモノに限る。ノートはB5、A4版。

・洗面用具拘置所で指定のモノに限る。シャンプー、石けん、ハブラシ、歯みがき粉

・裁判資料:大量の紙にはなりますが、宅下げで引き取れます。


留置場と違って、売店で指定のモノとはいえ、結構色々なモノが入るんですよね。

生活のレベルは留置場と違って、だいぶ改善されます。

留置場は、筆記具も持てない、部屋に荷物も置けない、ホント「ブタ箱」です。


だから、否認したり、ゴネたりすると、なかなか拘置所に送らないのかも・・・

後半は、NGなモノをどうぞ。


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留置場への差し入れ・まとめ・・・逮捕されたら、欲しいモノ [差し入れ]

いつもお読みいただきありがとうございます。

私も出所してからというもの、シャバになかなか適応できず、リハビリの日々です。

そう考えると、もっとお役に立てるような内容を提供せねば・・・と思います。


一番は逮捕されないことですが、逮捕されてしまったら、ホント情報が少ない。

弁護士は知っているかと思いきや、留置場や刑務所の情報は案外不正確だし、

ネットに載っている情報は、まちまちで、どれが正しいか見極めがムズカシイ


外で待つ人たちが、まず知りたい情報は、面会、手紙、差し入れ、だと思います。

そう言えば、「差し入れ」はきちんとお話ししていなかったような・・・


留置場の差し入れについては

ある日突然逮捕されたら②(家族ができること)

拘置所の差し入れについては

拘置所にやって来た③・・・食べることだけが楽しみです

にて、一部ご紹介しました。よろしければ、参考にして下さい。


一度差し入れについてまとめてお話ししたほうが、お役に立つかと考えました。

警察署によって違いは、あると思いますが、それほど大きな差はないハズです。


留置場も拘置所も刑務所も、郵送・宅配便での差し入れはOKです。

事前に登録や、許可もいりません。

もし、差し入れはダメなものを送っても、領置(あずかり)になるだけなので大丈夫


裏ワザとして、どーしても早く届けたいときの手段をご紹介します。

弁護士経由で、モノを持って行ってもらい、差し入れをする手です。

弁護士は土日祝日24時間面会OKなので、土日を挟む時は、お願いしましょう。


A.留置場の差し入れ

【OKなもの】

・下着(シャツ・パンツ・くつ下):洗たくは5日に1回、多めがうれしい

・タオル

・私服:留置場にいる間は、ジャージ・スウェットなどの楽なモノが◯

・裁判用私服:法廷に立つときは、ワイシャツ、スーツが無難。

・本・雑誌:特に制限がないので、多いとありがたい。

・現金:金額に制限はない。1万円で当座はしのげる。

・電気シェーバー:T字ヒゲ剃りはダメ。

・メガネ・コンタクト:コンタクトの洗浄液は入らない。自分で購入。

・切手:弁護士に速達で送りたい時、切手はたくさん必要。

・写真:思い出の写真で力を与えられたら・・・

・パンフレット、チラシ:スマホで調べられないんで、意外と必要なんです。

・ネットプリント:このブログを印刷して、本人に渡せてもらえたら!


【NGなもの】

・クツ:裁判の時もダメ。

・ネクタイ、ベルト:ひも状のものは、自殺防止のためダメ。

・パーカー:フード付きの服がダメ。楽チンなのに・・・

・シャンプーなど風呂グッズ:借りるか、自分で購入するかが◯

・ハブラシ、歯みがき粉:これは、とりあえずもらえる。

・食べものすべてダメ。これは結構誤解されている

・ゲーム、PC、ケータイ:OKならどんなにいいか!

・新聞:なぜかダメ。検閲が面倒だからか?

・筆記具:これ意外!ボールペンは貸出です。不便!

・ノート、便せん:基本は自分で購入とのこと。

・タバコ:入らないし、数年前に全面禁煙になってしまった。

・お守り:心情的にはOKにして欲しいが・・・


いろいろ並べましたが、ホントに必要なモノは3点ですね。

後半は、これらを解説します。


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