「刑務所のイジメ」について、長々とお話ししています。
このところ
「シャリあげ」について、ご紹介していました。
入れ墨の割りには気弱なオッサンKさんが、シャリあげにハマるまでを話しました。
ここまでの話は
「
刑務所のイジメ(15)・・・イジメられっ子に堕ちていくまで」
「
刑務所のイジメ(16)・・・自分から「シャリあげ」を希望させるテク」
「
刑務所のイジメ(17)・・・メシ抜きになるほどエゲツない「シャリあげ」」
「
刑務所のイジメ(18)・・・シャリあげ、貢ぎ、それでもイジメ足りない!」
にて詳しくお話ししました。ぜひご覧の上、今回の話をお読みください。
先輩から、感謝が足りねー、誠意を見せろ!と脅され、「シャリあげ」され放題。
メシだけではなく、特食や集会のお菓子まで、根こそぎシャリあげされていました。
部屋長はそれでは満足できず、新聞・週刊誌までKさんに買わせて、貢がせましたが。
それでも部屋長は満足できませんでした。
元々チンピラのようなヤツが、ある程度で妥協して、満足できるわけがありません。
今回は
Kさんに自費で本を買わせるところから始まります。
9.「誠意が足りない」で殴られる?
先
「オイ、K!今度はよぉ、闇金ウ◯ジマくん全巻買ってくれよ」
部屋長は、今度は
月2回自費で購入出来る「本」をタカってきました。
毎月領置金(所持金のこと)から6冊ほど本が買えますが、ココを狙ってきたのです。
しかし、Kさん。今度こそはおとなしく従わなかった!
「すみません・・・本まではムリです」
部屋長が読みたいマンガをそろえるよう、Kさんに命令するも、Kさんギブアップ!?
いままでじっと耐えていた、Kさん。
とうとうガマンできなくなった?ブチ切れるのか?と思ったらカネが続かなかった!!
「すみません・・・領置金がなくなりそうなんで、本買うカネがないんです」
なんだ、ガッカリ・・・ブチ切れるんじゃなかったのか。
Kさんは土下座する勢いで、頭を下げまくり、断るのに必死にお願いしています。
しかし、これを聞いた部屋長は激怒!
先
「オイ、K!オメェ、拒否るのかよ?」
K
「そういうワケじゃないんです。カネがもうないんです」
先
「そこを何とかしろや!大した金額じゃねーだろ!」
K
「すみません。ホントすみません・・・」
先
「オメェ、オレたちが面倒見て、守ってやってるのに、感謝しないの?」
K
「本当にありがたいと思っています」
先
「じゃあ、誠意見せろや!」
K
「いや、ホントにカネが足りないんです」
先
「わかった。イヤなんだろ?誠意が足りないねぇ・・・」
K
「そんなコトないです・・・」
先
「誠意が足りないってこと、わからせてやるよ」
ったく、誠意、誠意ってうるせーなぁ・・・
こういうのを刑務所では
「ひっつき」と言います。
部屋長は吐き捨てるように言うと、立ち上がり、Kさんの前に立ちました。
そして廊下側の窓をチラッと見て確認した後、とんでもない行動に出ました。
バスッ!・・・「ぐえっ!」
なんと、
Kさんの腹にいきなりパンチを入れました!
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