「刑務所のイジメ」について、しばらく続けてお話ししています。
前回までは、
初犯・成人刑務所の「よくあるイジメのパターン」をご紹介。
それは意外にも、殴る・蹴るの暴行は少ないと、お伝えしたばかりです。
やっているイジメは、小学校高学年と変わらず、レベルの低いモノでして・・・
シャリあげ、貢ぎ、チン、パワハラが代表的なモノで、段々フルコースとなって・・・
最後に暴力が加わると、バレて懲罰か、被害者が耐えられず出役拒否の自爆テロか。
そんな成人刑務所での、イジメの末期、ロコツな暴行の様子を
「
刑務所のイジメ(20)・・・暴行のイジメ、その懲罰とは?」
にて、詳しくお話ししました。ぜひご覧ください。
しかし、ココは刑務所。
上には上があるハズです。
私の場合、累犯(再犯)刑務所のことはわかりませんが、
初犯でもまだ上があります。
それは「少年刑務所」
少年と言っても、
原則27歳未満の受刑者がブチ込まれる刑務所のことです。
ココのイジメを見たら、
成人刑務所のイジメなんかイジメのうちに入らず、生ぬるい。
「あんなのイジメじゃなくて、いやがらせのレベルでしょ」と笑われるでしょう。
今回は、
「エゲツないイジメ」をする
少年刑務所のイジメの一部をご紹介します。
私が実際に「見た」「聞いた」イジメで、信じられないかもしれませんが現実の話です。
1.イジメが当たり前の少年刑務所
少年刑務所は原則20代の若者ばかりですから、血気盛んで、メチャクチャです。
成人刑務所のようにジワジワ、ネチネチのイジメではなく、
すぐにダイレクト。
その中身のエゲツなさも、
成人刑務所とは「レベルが一つ上」と感じます。
その特徴をカンタンに言いますと・・・
①限度というモノを知らない
②すぐに暴力になりやすい
③イジメる方は楽しんでやっている
という、コレだけでもタチの悪い感じが伝わるかと思います(笑)。
成人刑務所の「4大メジャーイジメ」である
①シャリあげ ②チン ③貢ぎ・カツアゲ ④パワハラ・コトバ責めは、ここでも健在。
しかし、
それが日常茶飯事と言いますか、徹底していると言いますか、恐ろしい・・・
①シャリあげなら、先輩は当然のように、下っ端、とくに新入りのメシを取り上げます。
下っ端のうちは、揚げ物、甘シャリ、ジュースは飲み食いできないものと考えます。
②チンだって、ちょっと口のきき方を間違えた、用務でミスったで、即チンです。
もう、何かヘタを打てば、下っ端のうちはすぐにチンで、先輩に謹慎を命じられます。
早くて3日間、平均して1週間は、下を向いて座っているだけ、何もできません。
③貢ぎ・カツアゲは、先輩の好きな本や雑誌を事前に訊いておくのが、下っ端の義務。
毎月の購入で、自分の枠を使い、自分のカネをつかって、先輩の希望の品を買います。
先輩に気に入られ、工場・舎房で生き残るため、下っ端は自主的にやっている始末。
④パワハラ・コトバ責めは、少年刑務所の一番エゲツない部分かもしれません。
成人刑務所だと、刑務官様に訴えて問題になるのに、こちらは問題になりにくい・・・
若いだけあって、先輩の言うことは絶対服従、かなりガマンしてしまうんです。
思わず笑うと「オメェ、笑ってんなんて、余裕だな!」と怒鳴られるし
動けないと「オメェ、気が利かねぇなぁ、何もやらなくていいよ!」と罵倒され
しまいには「オメェ、やる気あんの?やる気ねぇなら出てけよ!」と追い出される
トロいヤツ、ビビりなヤツはすぐにイジメの対象、
「オモチャ」にされます。
かなりお手軽な感じの理由から、イジメは始まります。
しかし、その
内容は全然お手軽ではなく、エゲツないモノなんです・・・
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