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留置場はつらいよ③・・・ブタ箱でのトラブル [留置場]

今回は、留置場でのトラブルをお話しします。

自分も気が動転、すっかり弱気になり、思いもよらぬトラブルに巻き込まれました。

本当に思い出すと、恥ずかしい限りです。


留置場でよくあるトラブルのパターン

①強烈に不潔な奴がやって来た!
何故か夜中に来るパターンが多いんですが、ホームレスのような風体のおとっつぁんが

無銭飲食や万引きで連行されてくる。
  

一応、汚い服はすべて着替えさせられ、風呂も入らされ、きれいにしたはずなんだが…

こびりついた悪臭はそう簡単には取れず、こんな方を自分の房にぶち込まれた日には!
  

「どうしてこの房に入れるんだよ!」と留置管理課の警察官と揉め、

「お前さぁ、臭いんだよ!」と本人と揉め
  
結局おとっつぁんはたらい回しにされるか、警察官と揉めた人間がお灸を据えられるか、

誰も得をしない訳です。


②人のことはやたら聞きたがり!
これは実社会でも同じことで、自分のこと、都合の悪いことは一切しゃべらないくせに

やたらと他人の事情は知りたがる・・・

「何の犯罪をしたんだ?」

「どこに住んでいるんだ?」

「仕事は?家族は?」

と、やたらに個人情報を訊きたがるヤツが結構いるんです。
  

これは、刑務所に行っても結構な割合で、こういう奴いました。

お前が誰かわからないのに、そんなにペラペラしゃべれるか!

でも、訊き方がプロ級のうまい奴(本物のプロもいますが)もいますので、要注意ですよ。


ちなみに刑務所で一緒だった奴が、信じられないようなトンデモナイ目に遭っています。

留置場にいた時に家族のこと、貯金のことをペラペラとしゃべってしまったそうです。

その話を聞いた相手は執行猶予で先に外に出て、奴の家族のところに行き、


お宅の息子さん、今示談を成立させないと、後で大変なことになりますよ。」

でも、今ならいい弁護士紹介しますから。」


とテキトーなことを言い、700万円だまし取ったそうです。ヒドイ・・・


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留置場はつらいよ②・・・プライバシーは丸裸 [留置場]

今回は、留置場でのメインのお仕事、「取り調べ」についてお話しします。

思いもよらなかった出来事をご紹介します。

墓場まで持っていくハズの(恥)が丸裸

①バッチリ尾行されています
逮捕される前に、被疑者がどのような生活をして、どのような行動パターンを取るのか、

また証拠となるような行動をしていないか、確認するため尾行しています。

恥ずかしいお店に行っていたとか、愛人とホテルに入っていたとかバレバレです。

当時、親が「あんた誰かに尾行されていない?」となんとなく気づいていました(すげぇ)

また、気づかれない範囲で、周囲に聞き込み調査をされてました。恥ずかしい!


②電子情報ですべての行動がまるわかり
キャッシュカード、クレジットカード・・・これらでお金の流れ、買物もすべて把握され

suica・pasmoなどで、いつどこに行ったかが把握され、

ETCカードで車でどこに行ったかが、わかってしまい、

Nシステムというナンバー識別のカメラがあるので、
一般道でさえ再現VTRができるほど、行動経路がばれています。

携帯電話では、通話記録、メール内容、位置情報、すべて開示請求され明らかに。


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留置場はつらいよ①・・・恐怖の取り調べ [留置場]

今回は、留置場に入ったら避けられない、

取り調べ」についてお話しします。

ホント、こんな目に遭うのも犯罪を犯したからであり、自業自得なんです。

経験を分かち合うことで、冤罪や不正が防げればとの願いもあります。


①取り調べは1人の担当が受け持つ
意外だったのですが、最初から最後まで、基本は1人の刑事が取り調べを行います。

ドラマのように、複数の刑事が入れ替わり立ち替わり尋問することはありません

ある程度、下調べはしてあり、もうすでに刑事の方で筋書きはあるんですね。


調書を完成させるのに、動機や本人しか知り得ない情報を訊き出す感じです。

ゼロの状態から、本人に事情を聴き始めることは、まずありえないし、

そんなことしていたら、時間が足りないでしょう。


②取り調べは時間がかかる
必要なことをペラペラしゃべれば終わりか、と思っていたのですが、

実際はそうではありませんでした。


取り調べと同時に、刑事は「供述調書」と言う自白の内容を、

手元のノートパソコンで打ち込んでいるのです。 

ですから、遅い、遅い(笑)。


同時進行ならいいのですが、刑事が文章を打ち込む間は、長いこと待たされます。

残業するのも嫌なんでしょう。

とりあえず聞いて、翌日までに打ち込んでくればいいのに、と思うのですが。


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逮捕されてから・・・留置場での生活② [留置場]

今回は留置場での一日の生活の流れをお話しします。

まず留置場は警察署内の一角にあります。男女別となっているようです。

基本的には逮捕されたエリアの警察署の留置場に入れられることになります。

共犯者がいるとそれぞれ別の留置場に分けて入れられるため、この限りではありません。

女性の場合は、受け入れ可能な警察署が決まっているようで、別の留置場に行くことも。


1.6~8畳ほどの広さの「座敷牢」です。
これが横に10室前後ずらりと並んでいます。

基本、数人で一緒に生活します。

房内は殺風景な便所と、天井近くに小窓があるだけです。


2.留置管理課の職員(警察官)が24時間監視
監視といっても、じっと見ている、露骨に覗き込むということはありません。

まだ被疑者の身で、刑罰はきまっていないので、ゴロゴロしていても怒られません。


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逮捕されてから・・・留置場での生活① [留置場]

逮捕されてしまうと、基本的には留置場での生活になります。

留置場は、警察署の一角にある「牢屋」です。

つまり、もう自分の意志では外に出られないことになります。


留置場での生活が始まります。


1.留置場2日目・・・「送検」というやつで、検察に行く
逮捕された翌日には、朝早く、警察署から検察に連れて行かれます。

まずは、検察でごくカンタンな取り調べを受けます。

その後すぐに、となりにある裁判所でカンタンに訊かれ、拘留の判断がされます。


通常10日間の拘留の許可が下り、「とらわれの身」が決定します。

そうなるとまた警察署の留置場に戻ります

ここで注意!が、逮捕翌日は時間によっては、面会に行っても本人がいない!

高い確率で本人が不在で面会できないんですね。


2.留置場3日目・・・本格的な取り調べの開始
午前9時~午後6時の間(長引くこともある)に警察署で刑事から取り調べを受けます。

①警察署で下調べとなる取り調べをして

②その資料が検察に渡り、検察で調書を完成、という

2段階方式です。


警察署で取り調べを受け、その間に検察にも呼ばれ検事からも取調べを受けます

結構メンドくさいんですよ。


犯罪を犯した人間が悪いのですが、

警察での取り調べは、問い詰められることで、精神的につらく

検察での取り調べは、待ち時間だけが非常に長く、肉体的につらい
という特徴があります。


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