判決が出て、控訴することも断念し、もう打つ手がなくなりました。
とうとう明日から、懲役生活です。
未決から既決へ変わるとき、どんな激変が待っているのか!
そんなことをお送りしていましたが、ここで確認しておきたいことが・・・
刑務所生活も、「懲役」の1種類だけではないことをご存知でしょうか?
大きく分けて3種類ありまして・・・
①懲役・・・イヤでも
平日は毎日、「工場」と呼ばれる作業所で、強制労働。
サボれないし、
作業も自分では選べない
ドラマに出てくる、緑の作業着姿で労働しているのは、これを指す。
圧倒的多数がコレ。
②禁固・・・部屋に閉じこもっていることが刑。
ただし、
本人の希望があれば、懲役と同じく作業してもよい。
どちらでも構わないが、部屋に一人座っているだけの方が精神的にキツイ。
でもって、
ほとんどが自ら懲役を選び、懲役の者たちと同じ作業を労働する。
道路交通法違反や、政治がらみの犯罪の人が多くを占める。
ていうか、90%以上は執行猶予になってしまうので、
存在自体が珍しい。
せっかく禁固になったのに、自分から懲役希望じゃ、損した気分?
③労役・・・「ろうえき」と読みます。
判決の時「懲役〇△年、罰金◆◯円を課す」 なんて言われて・・・
罰金が手持ちでは払えなかった場合、その分を労働で返す!?
懲役の作業をすることで、
1日5,000円に換算する。
罰金を払い終えるまで、まさに「体で返す」生活。
多くは、懲役期間の間に労役期間が入れられて、消化することになる。
自分の刑務所での「番号」が替わるだけで、何ら日々の生活は変わらない。
とまあ、刑務所生活のいくつかを見てもらいましたが、
結局①の懲役に落ち着くんです。
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形はいくつかあるものの、
結局懲役がほとんどである、ということでした。
私など、長ーい懲役にうんざりしてしまって、禁固刑を羨ましく思いました。
「労働なんかしたくねーし !どうしてわざわざ懲役やるかね?」
「房に一人こもっている方が、人間関係ないから楽じゃないか!」
ところが、
一人閉じこもって、誰とも話さずにいるのは、ツラいみたいですね。
みんなと同じところで作業している方が楽、だなんて、人間とは悲しい生き物です。
というわけで、圧倒的多数が懲役なので、「懲役生活」と呼んでいるだけです。
懲役はどんな作業をするか?、とか、いくらもらえるのか?は後日詳しく・・・
「労役」を懲役中に消化している人は、結構いました。
その
期間は短く、1ヶ月や3か月などがほとんどでした。
1日5,000円で1ヶ月20日間程度の労働なので・・・
1ヶ月10万円くらいの返済です。
「そのくらいの罰金を払えなかったのかよ?」
と思うかもしれませんが、彼らに訊くと、なるほどの答え!
「
どうせ、出所したらお金がいるんだから、少しでも手持ちを残した方が良い」
「
1ヶ月2か月出所が遅れたって、何の影響もないから、労役を選ぶよ」
徹底した合理的な考えだと思いませんか?
一日でも刑務所から早く出たい!というのが人情ですが、冷静というか・・・
先を考えた選択をするのも、懲役生活の大事なことですかね。
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2015-03-25 17:00
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