今回も前回に引き続き、判決が出ていよいよ、
未決→既決のお話しです。
(
未決:判決が確定する前、
既決:判決が確定し、懲役生活、のことです)
刑が確定したらどうなるのか? 既決ってヤバいんじゃないか?
情報が少なく、多くの人は初めての経験ですから、不安で緊張します。
しかし、安心してください。・・・結論、というか感想は
「何でもかんでも、規則で縛られ、不自由極まりなく、昭和な生活だ」
「しかし、淡々と過ごせば、ビビるほどでもなく、死ぬようなこともない」
という感じですから、肩の力を抜いて、早いとこ懲役生活を終えましょう。
3.食事が激減です
懲役生活が始まって、まず一番ツラいと感じることが、これです。
今まで、差し入れのお菓子や、缶詰などを好きな時に食べられました。
パン、クッキー、饅頭、カップ麺、ジュース・・・心の支えが
一切禁止です。
退屈な日々を食べ物で満たして、過食になった体には、
急激すぎるんです!
何せ、未決の時に好きなだけ食べて、体重10㎏増えたなんて、
ザラにいます。
それが、突然、1日3度の粗食のみ、になってしまうんです。
拘置所の
一日2200kcalの3度の食事だけでは、まったく足りないんです。
そして、
麦飯+まずい副菜ゆえ、心も満たされません。
さらに、
拘置所の夕食は16時くらいなので、夜中腹が減って、寝られません。
休日は朝食も遅くなり、8時くらいですから、
16時間も食べられません!
まずはメシで「懲役だ」ということを痛感させられます。
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4.服は与えられたものだけです
そして、服もキビシイ。
季節が冬だったりすると、
毎日寒さとの闘いです。
未決の時は、寒いながらも、私服を着て、重ね着もできました。
しかし既決になれば、拘置所から与えられる服しか着れません。
もちろん、新品であることは滅多にありません。
何度も使い回され、薄汚れて、皮脂のニオイがプンッと鼻につきます。
(後から、自費で拘置所指定のモノを買えますが、
ほんの少し良くなるだけです)
で、与えられる服の内容というのは・・・
半袖シャツ+長袖シャツ+チョッキ+薄い綿の囚人服・・・これで以上です。
(ちなみに下は、パンツ+ズボン下+薄い綿の囚人服、です)
真冬でも、これだけですよ!
すべて
綿素材なので、保温効果が低くて、暖かくないんですよ。
寒い時は、これらを
重ね着したいところですが、見つかり次第、連行されます。
「バレなきゃいいだろ?重ね着するよ」 と思うでしょう?
ところが懲役同士で、
刑務官に密告するヤツがいるので、油断ならないんです。
連行され、怒られるだけなら、まだいいんですが、
懲罰になることもあるんです。
と、なると、
仮釈放が遠のくので、できなくなってしまうんですね・・・
服はすぐに慣れてしまいますが、寒さはツラく、春が待ち遠しいです。
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2015-03-24 17:00
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