懲役もいよいよ本番。
「拘置所→刑務所」へ、移送の日が近づいてきました。
何も手を打たなければ、
移送される前日朝まで、何も知らされません。
建前では、情報を漏らしてはいけないんですね。
法務省的には、その理由を
「
何者かによる、受刑者を奪還することを防止するため」
と、大げさになっていますが・・・
今時、映画じゃあるまいし、
バスや電車での移動中に、
取り返しに来るヤツらなんかいるのかよ!
3.移送の日を知ってどうするの?
前回お話ししたように、知ったところで、何も変わらないんです・・・
しかし私も、御多分に漏れず、どこに飛ばされるか気になって、色々手を打ちました。
私の場合は、
本を宅下げする「願せん」を提出して、知ることができました。
「
おい、おめぇはもう直前すぎるから、ダメだ。あぁん?」
(もう、移送されるのが直前なので、願せんを出しても、処理が間に合わないという意)
刑務官様のこの一言で、来週中に移送される、ということがわかりました。
「だから、何?」 と言われそうですが、
おかげで、弁護士や家族が面会に来ても、本人いない!という
すれ違いを防げました。
慌てて、弁護士や家族に、速達の手紙を出し、知らせることができました。
この時期はまだ、被害者から損害賠償の、民事裁判を起こされることが多いんです。
刑事裁判が終わったかと思ったら、今度は被害弁済の「民事裁判」です。
まだまだ、心が休まる時はありません。
というわけで、
まだ弁護士とやり取りが必要なんですよ。
「面会に来たけど、もう移送されて、本人いなかった」・・・では、困るわけです。
懲役は決まっちゃいましたが、民事までやられっ放しでは、
破産です。
そんなわけで、こちらも、必死になるわけです。
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