留置場編も終盤。今回は、
留置場の警察官についてお話しします。
彼らは、刑事と違い、穏やかな人が多く、むしろ世話にもなりました。
ただ、緊張感が足らないのか、けっこうトンデモナイことやってくれます。
それも今となっては、どうでもいい思い出ですが、当時は怒り心頭です。
⑦ヤギさん郵便ですか!
留置場は、平日は
手紙を出すことが出来ます。
当然、
検閲という名の警察官によるチェックもあり、中身を読まれます。
刑務所と比べればユルイですし、まぁ、それは仕方がないとして・・・
留置場にいる期間が長くなると、誰がポストに入れるかが、わかってきます。
夜勤明けの留置管理課の警察官が、帰宅する時、ついでに出すようなのです。
「だから何だよ!」と言われそうですが、これに問題があるんです!
親に出した手紙が、どうも届いていない・・・
面会で、親と話が噛み合わないことが、2度ありました。
「あの、手紙って、検閲引っ掛かっているんですか?」看守の警察官に尋ねます。
「いや、引っ掛かったら、本人にすぐ返すから、それはない」・・・おかしい。
「手紙が届いてないようなんですけど・・・」
しばらくして、ある看守の警察官から、小声で呼ばれました。
「いやぁ、本当に申し訳ない。お前から預かった手紙、出すの忘れていた」
はぁ?忘れていたじゃねえよ! バッグに入れっぱなしだったって?
あまりの怠慢ぶりと、罪の意識のなさに、怒りより呆気にとられました。
「ごめん、ごめん。今日ポストに入れといたからさ、ま、そういうわけで」
提出した日から、
3週間経っていました。問題ですよね。
被疑者だと思って、上から目線でテキトーに謝り、何もなかったことにする・・・
お前ら、他人には厳しいのに、自分には本当に甘いんだな!
そんな自分が、心が狭いのでしょうか?
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⑧謝っても遅いです!
留置場では、一応、被疑者のプライバシーに配慮しています。
みんなの前で、名前を呼ぶことはありません。
それぞれに与えられた、
番号で呼ぶことになっています。
これは、留置場、拘置所、刑務所、一緒の文化です。
留置場内では、番号できちんと読んでくれるのですが、外出するとどうも・・・
検察の取り調べに呼ばれ、朝から何人かで揃ってバスで行くことがあります。
2人で4~5人連行するので、何かあったらいけないと緊張するのでしょうか?
結構、テンパってしまう警察官がいるのです。
「69番、先頭に並んで、そのままゆっくり進んで」 とか言えばいいものを
「鈴木!先頭に並べ。そこで一旦止まれ!」とか、
焦って本名を叫んでしまうのです。
事件のことで周りにあれこれ訊かれたくない、知られたくない人は多いです。
逆に、そんな個人情報を使って、また悪さを企む、詐欺や恐喝の方だっています。
そこは一番気をつけなければいけないハズなんですが、
けっこうポロリします。
「いやぁ、鈴木。みんなの前で名前を呼んでしまって、申し訳ない。ごめんね」
後から、陰の方でバツが悪そうに、謝ってきます。
いやぁ、だから、もう遅いって!そこは本当に言わないようにお願いしますよ。
「
留置場はつらいよ③・・・ブタ箱でのトラブル」でもお話ししましたが、
個人情報をうっかり洩らしたために、悪い奴から現金をだまし取られた例もあります。
「名前くらい、大丈夫だろ」なんて、気楽な考え方でいると、
けっこう危ないんです。
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2015-02-27 17:00
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