今回は、
拘置所での食事についてお話しします。
1.あれ?刑務所とおんなじですか?
食事は所内で、刑が確定した懲役囚が全員分を作っています。
ですから
刑務所の食事と一緒です。
ただし、食べても食べなくても構いません。残しても怒られません。
その訳は、拘置所にいる間は、まだ判決が確定していない者(これを未決と言う)は、
差し入れの物品(缶詰、ふりかけ、漬物など)
を食事の際に一緒に食べることもできます。
ですから、買うお金がある、もしくは差し入れがある、のであれば空腹にはなりません。
2.もうここで麦飯登場!
拘置所は刑務所の食事と基本的に一緒ですので、
主食は麦飯です。
当たり前のようで、これに最初は気付かず驚きました。
あぁ、もう懲役囚と同じ食事だ。自分もここまで来てしまったか!と
詳しくは、刑務所のお話の際にしたいと思いますが、麦飯はやはりショックでした。
古いコメ7割に麦が3割だそうです。
「くさいメシ」なんて言いますが、古いコメを使っているので、そのニオイが臭いです。
ニオイも慣れませんが、古い畳のような茶色い色も気になります。
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3.お汁が出てきた!
留置場では、食事は仕出し弁当で、付くのはお茶だけなので、汁物が出ません。
普段は大して気にもしていないことですが、汁物がない食事と言うのは味気ないです。
ところが拘置所では、朝は毎日味噌汁等の汁物が出ます。それも温かい!
身も凍る冬場は、
温かい味噌汁がどれだけありがたいか。ちょっとした幸せです。
でも、人間って勝手なもので、3か月もすればこの味噌汁にもうんざりとします。
4.冬眠する熊じゃないんですから・・・
拘置所では、まだ判決が確定していないうちは、出される食事のほかに、
自費で買う
もしくは差し入れされる食べ物を自由に食べることが出来ます。
一日中、狭い房の中に閉じ込められ、やることがない上に、ストレスが溜まります。
というわけで、
半数くらいの人が過食に走ります(笑)。
だってやることないんだもん。
食事のほかに、たっぷりとお菓子だのカップ麺だの食べていれば、当然太ります。
「
拘置所にいる間に10㎏太ったよ」
というのは
ザラで、全く驚きません。
でも、刑務所に行くと、食べたくても食べられないので、こんどは急にやせます。
痩せるには、運動よりも、まずは食事制限なんだな、と身をもって知ったのであります。
5.お前さえあれば、生きていける・・・
自費で買う、もしくは差し入れできる食べ物がある、と言いました。
と言っても、
拘置所内にある売店に置いてある、限られたものしか入りません。
コンビニで弁当買って、差し入れしようとしてもダメですから、ご注意ください。
缶詰、菓子パン、カップ麺、ふりかけ、漬物、お菓子、といったところです。
普段は見向きもしなかった、クリームパンやらクッキーが愛おしくてたまりません。
食べ物が唯一の癒してくれるものなのです。
外に出られなくて、イライラするときは、お菓子をつまみ、
夜、何もない房でさみしい時は、パンをほうばる。
そうしているうちに、何だかこの生活も悪くないか、と錯覚します。
人間、慣れとは恐ろしい。
次回も、引き続き拘置所編。拘置所の房(お部屋)についてお話しします。
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2015-02-05 18:48
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