前座の刑務所、「調査センター」。
その
本丸 「センター工場」にブチ込まれて、
4週間の訓練?調査?生活です。
出所した今も思うのが、
「あそこでの訓練だか調査だかって意味あるのか?」です。
その人の性格や行動で、行く刑務所を振り分けているわけではないし、
新入訓練は、また送られた刑務所で、2週間もやるんですよ!
さて、気になるのは、調査センターのような新人の懲役を受け入れるところでは、
「シゴキは本当にあるのか?」
ということです。
この21世紀の日本で、人権尊重が叫ばれているご時勢、
「そんなもん、マンガの中の話で、実際あるワケねーだろ!」
と思うでしょ?
結論から言うと、シゴキはあります。
STAP細胞のように「ないのに、ある」とは言いません。
今回は、その「シゴキ」のお話しをします。
1.懲役の若造にシゴかれます!
「シゴキ」というと、どんなものを想像しますか?
炎天下の中、竹刀を持ったオヤジに怒鳴られながら、ひたすら走らされる・・・
水を飲むことは許されず、ひたすら基礎トレーニングをやらされる・・・
そんなイメージでしょうか?
それと比べれば、
刑務所のシゴキなんてヌルいです。
ただ、試合に勝つとかの目標がない上、頑張ったところで報われることはない。
しかし、ひたすら罵倒される。
肉体的より精神的にツラいんだと思います。
朝一番で運動があり、
60分も時間が確保されています。
晴天時はグラウンドに出ますが、
出るまでが長い!
「おめぇら、チンタラ並んでるんじゃねぇ!」 と、整列では何度もやり直し、
「おめぇら、数も数えられねぇのか!」 と、人員確認の番号を何度も叫ばされ、
「おめぇら、前後左右で行進を合わせろ!」 と、行進を何度も繰り返し、
「おめぇらは懲役なんだよ!」 と、ベンリなコトバでお説教。
このままずっと終わらないんではないかと思わせれば、思うツボ。
精神的に参ってしまい、終わらせるためには、とりあえず言うことを聞く・・・
洗脳、つまり懲役の基本技ですね。
私は体力がないので、グラウンドに出る前に、行進だけで息が切れていました。
グラウンドでは、ほとんど筋力トレーニングで終わります。
よく考えると、屋外に出る必要性はあまりないんですよ。
この「筋トレ」では、前回お話しした、
「衛生係」がシゴキの鬼として、大活躍します。
(注:衛生係とは作業指導の補助や、清掃、配膳などを受け持つ懲役のこと)
まさか、まさかの、展開です。
同じ懲役の若造からシゴかれるとは!
てっきり、刑務官様が怒鳴り散らしながら、ムチャクチャ運動させる想像でした。
そのメニューとは・・・
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