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刑務所の食事のウワサ⑨・・・ムショでまさかの「おせち料理」 [食事]

「刑務所の食事」について、続けてお話ししています。

今回は「正月」のメニューをご紹介します。

一年に一度の「ハレの日」であり、完全に別モードに入ります。


前回までは「季節の行事のスペシャルメニュー」をご紹介してきました。

節分、ひな祭り、クリスマスなど、何か一品プラスされる、ウレシイ日があります。

その中でも「正月」は格が違います


予算も750円程度、別枠で確保されており、他の行事とは力の入れようが違います。

正月と言えば「おせち料理」「モチ」ですが、これが刑務所でも出るんです

さぞかし豪華なイメージをされているかもしれませんが、そこは刑務所。


高価で、ウマいもんを、腹いっぱい食えると思ったら大間違いです。

しょせんは「ムショめし」

量も、質も、中身も、冷静になってみると「また、ダマされたよ!」です。


どうもシャバでは「刑務所の正月は豪華らしい」とカン違いされているようです

今回はその中身を詳しくお話しし、誤解を解きたいと思います。

「なんだそんなもんか」「やっぱりシャバの方がいい」と感じて下されば幸いです。


前回は「大みそかのメニュー・年越しそば」について
刑務所の食事のウワサ⑧・・・ムショで年越しそばは食えるのか?
にて、詳しくお話ししましたので、ぜひご覧ください。


1.おせち料理は出るのか?
「刑務所でおせち料理なんか食えるわけがない」最初はそう思っていました。

「受刑者に、おせち料理なんて食わせる必要はない!」とシャバの人も言うでしょう。

ところが、刑務所は「日本的な季節の行事」を大事にするんですよね。


だから「正月」は大事にされていて、おカネもかけている。

「おせち料理」が出ちゃうんですよね

刑務所でおせち料理が出るなんて、スゴイことだな。うーん、ゼイタク!


しかし、おせち料理って、組み合わせによっては、必ずしも高級食材ではない。

伝統的なおせち料理の「高級食材」って、エビと数の子くらいかもしれない…

見栄えが良いだけで、「日持ちのする」「割と安い」食材で埋められますよね。


だって、紅白のなますと紅白のカマボコで埋めても「おせち料理」でしょう?

これならば、かなり安く抑えられるし、外注せずとも刑務所で作れちゃう。

「おせち料理」というコトバでダマされてはいけない。問題はその中身です


たしかに、刑務所側も説明の時「おせち料理」とは一言も言っていないんです。

メニューにも「正月折詰」とか、単に「折詰め」としか書いていない

だから何が入っていようとも、文句は言えないんですねぇ。


「今年のおせち料理は、おせち料理らしいものが入っていないじゃないか!」

と、官に苦情を言ったところで、まったくのムダ

「は?誰がおせち料理を出すって言った?カン違いするんじゃねぇ!」と一喝です。


憎たらしい・・・さすが刑務所、屁理屈?逃げ道?がウマいな。

それよりも、肝心のおせち料理をサッサと紹介しましょう。

実は「折詰め」も刑務所によって、年によってバラツキがあるんです。


せっかくですから「一番良かった」おせち料理をご紹介しましょう。

元旦の朝食の時に配られますが、容器は「コンビニの幕の内弁当」の大きさです。

まさか重箱で2段、3段で出てくるなんて思ってませんよね?刑務所ですよ!


「なんだよ!これじゃあ弁当じゃねぇかよ!」

シャバっ気が抜けていない懲役初心者は、この大きさに文句タラタラです。

だから、ココは刑務所だって―の。おせち料理出るだけ上等。


問題は中身ですから。中身はどうなっているかと言うと・・・


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2.ムショのおせち料理の中身は?
大きさも、容器も、ちょうどコンビニの幕の内弁当と同じと、お話ししました。

一丁前に「寿」の「のし」が巻かれていて、中身が見えないニクイ演出です。

のしを取って眺めてみると、おおっ!意外と品数は入っています。


①トンカツ ②チキンソテー ③グラタン

④エビ塩焼き ⑤卵焼き ⑥さわら西京漬け

⑦数の子 ⑧根菜の煮物 ⑨カマボコ

⑩小魚とくるみの佃煮 ⑪紅白なます

⑫黒豆 ⑬栗きんとん ⑭水ようかん


以上が「ムショのおせち料理」のメンバー

数の子があるのは驚いたし、エビや栗きんとんもガンバっているなと感じる

「スゲェ豪華じゃねぇか!ふざけるな!」とお怒りにならないで欲しい。


どれも「一口サイズ」以下なのだ

「カケラ」的なサイズであり、栗きんとんは栗が破片だし、トンカツは1切れだ。

14品もあるけれど、詰めてみたら「幕の内弁当」サイズに収まっちゃうワケです。


「弁当忘れたら、クラスのみんなが1品ずつ分けてくれました」的な

まさに「寄せ集めオールスターズ」といった弁当です。

冷静に考えて、コンビニなら498円でしょう。


中には、「これはおせち料理じゃねぇだろ!」という品も入っていますが・・・

まぁ味もそこそこ、定番おせち料理は入っていますし、ありがたい品です。

なにより「シャバで作られた」いつもは食えないモノばかりでウレシイ!


これを1月2日か3日の昼までに(年によって違う)食べ切ることになっています。

普段は食べられない、豪華なシャバの味を何回にも分けて食おうと考えるんですが

一度食い出すと、ウマくて、ハシがどうにも止まらない


元旦の朝食の時点で完食してしまう年もあり、新年の朝から深く後悔。

「ああっ~もう食っちまった!今年もロクな年にならなそうだ」と落ち込みます。

何年やっても、うまくコントロールできず、半分残しておくのが精一杯でした。


このありがたい「おせち料理」年に一回しかないので、次の正月には忘れるんです

つまり、脳内で勝手に「去年のおせち料理はスゴかった」と美化されるんです。

デフォルメされたおせち料理を思い浮かべているもんですから、期待はハンパない


そしておせち料理が出るたびに、脳内のおせち料理との落差にガッカリします

「ああっ!今年のおせち料理はショボい!」

いやいや、メモを見返してみると、ほとんど変わりはないのよね・・・


せいぜい「水ようかん」が「あんこもち」に変わったとか

トンカツのサイズが大きくなった、小さくなったというレベルでしかない。

おそらくある程度の内容と金額を指定して、刑務所で注文しているのは間違いない。


でも、何かを言わずにはいられないのが、退屈な生活を送る懲役たちなんです。

「こんなはずじゃあなかった」と、文句を垂れながら、ニヤけて食う

これが、刑務所の「正月あるある」です。


実はこのおせち料理、刑務所によって差があるんです。

別の刑務所では、大きさがコンビニのカツ丼などの丼弁当サイズと小さかった!

「ちっちぇーなぁ」このサイズでは、2日や3日に分けて食うのはムリ!


開けてみても、おせち料理というよりは揚げ物オードブルといった感じ。

から揚げ、一口カツ、コロッケ・・・揚げ物はウレシイんだが

数の子はもちろん、栗きんとん、エビなど「おせちらしい」高い食材は一切カット


「予算はどこの刑務所でも同じはずなのに、どうしてこうも変わるんだ?」

おせち料理の発注担当者が、中抜きして裏金でも作っているんじゃと勘繰りながら

「なんだかなぁ」と正月からボヤキまくって、食べるのでした。


次回はもう一回、正月の話。モチなどのお話をする予定です。


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