前回は、北国や雪国の刑務所が必ずしも寒いわけではない。
意外な所が、冬の寒さがキビシクてツラい、というお話をしました。
色々とウワサはあるけれど、ホントのところはどうなのか?
最近では、
ホリ◯モンさんが流したウワサが有名になってしまいました(笑)。
今回は、当たり・ハズレの刑務所という点で、検証していきます。
「本に書いてあったことはホント?」
ホリエモンさんは、刑が確定して、東京拘置所に収監され、
長野刑務所に送られて、最後までそこで、懲役を勤めました。
有名人の上、常に発信する人ですから、刑務所の内情を
週刊誌のコラム、エッセイ、メルマガなどでご存知の方も多いと思います。
刑務所の現実を伝えていただくのは結構なことですが、
「いくつかの部分で、事実誤認、ウソ、大げさが見られる」んですよねぇ。
エッセイやインタビューの中で、長野刑務所のことについて
「冬はマイナス15℃の日が・・・」 なんて言っていますが、
大げさ。
まぁ、
下がってもマイナス10℃程度。マイナス6~8℃が平均。
「冬場は起きていられない」 みたいなことも仰っていますが、
大げさ。
気温は下がるが、建物が新しいため、すきま風が少なく
体感温度はそこまで低くないんです。
「オレが文句を言って、アピールしたおかげで、毛布が1枚から2枚に増えた」
なんてことも、自慢していましたが、これは
ウソ。
前年から毛布はもう1枚増やすことを検討している、と
予告されていましたし、
他の刑務所では、すでに毛布が2枚になっていたので、
同様にしただけです。
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「長野はオレが来てから、冬に暖房が入るようになった」
とも、自慢していましたが、これも
ウソ。
一応設備的には、
天井から温水循環による温風が出る仕組みになっています。
ほんのり温かい程度で、そよ風にも満たない風量ですが・・・
効果としては、寒さで体が震えていたのが止まる、ホッとする、程度です。
ちなみに私は、天井にある暖房の送風口を初めて見た時、
あまりの小ささに、
「スピーカーだろ?」と思いましたし、
すきま風よりも弱い風量に、刑務官様に
「あの~、部屋の暖房の送風が壊れていて、出てきません」と苦情を言い、
「バカヤロウ!これでいいんだよ!」と怒られましたもん。
この暖房、メンテナンスのために、試運転という意味合いで、何回かつけるのです。
懲役たちを暖めてやろうというモノではなく、設備保守のためです。
これは刑務所内の放送でも
「設備の維持、点検のため暖房の運転を行います」
と、ハッキリ言っていたから間違いない。
だから運転する日も、
厳冬期2月の6~7回。
ホリ◯モンさんが来る前は、つけない年もあったり、とバラバラで、
決して、彼のおかげで暖房がつくようになったワケではない。
もぅ~ホントに、自分の手柄にしようとするんだからなぁ・・・
そもそも暖房がつくと、刑務官様から
「懲役に暖房なんていらねぇんだ」
「おめぇら、1日つけると30万円ほど、燃料費がかかるんだ。ムダだ!」
と、何度も説教をされ、ウンザリしていましたから・・・
そこまで面と向かって言わんでも・・・
長野は夏場、昼間は暑いですが、夜になると涼しくなり、寝やすいのが良いところです。
関東ではそうはいかない。夏は暑さで寝られませんから。
そう考えると、
気候、設備の面で、長野は恵まれていて、当たりの刑務所と言えます。
結論:長野も寒い、川越はもっと寒い
体感温度、実際の体のダメージを考えると、
川越はハズレです。
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2015-05-13 17:00
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共通テーマ:日記・雑感
堀江もんのせいでラジオ変更になったっけ。
有吉がラジオで堀江もんにがんばれよ。なんて呼び掛けたから、
ラジオFM→AMと検閲がきびしくなったし。
15工の衛生はじじいがやばかったけど、それ以外は衛生の天下だし。
経理B工場扱い?
が、単独工場扱いにしたり。
by 146番 (2019-10-24 23:54)