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控訴しよか、しまいか、考え中①・・・門前払い [裁判/公判]

今回は、「控訴」についてお話しします。


1回目の裁判(一審)で判決が出て、それに対して不服申し立てをする。

そして、高裁(二審)でもう一度裁判を行ってもらうための手続きを、控訴と言います。


逮捕され、留置場にブチ込まれ、取り調べを受け、けっこうな月日が流れています。

判決が出るころには、半年、長い人では1年以上経っています。


あの狭いブタ箱に閉じ込められ、悶々としながら、判決を待つ・・・

でも、判決が出てみたら、どうも納得がいかない!

じゃ、すぐに「控訴」だ!とはならない事情があります


自分も、内心では控訴したかったのですが、これから話す事情で、断念しました。

1.8割は結果が変わらない
一審で判決が出て、納得がいかないなら「控訴」する。・・・当然の行動だと思いました。

どんどんすべきだ、少しでも減刑を目指して、やるべきだ。・・・そのつもりでした。


しかし、判決が重過ぎるとか、おかしいとか、特別の事情がないと無駄骨らしいのです。

な、なんと、控訴しても、その8割は「棄却」になるというのです。


棄却とは、門前払いの却下です。何の意味もないということになります。

その待っている間の期間は、まるまる無駄になり、社会復帰が遅れてしまうのです。


つまり、よく考えてから控訴しないと、トンデモナイ損をすることになります。

次項でお話ししますが、棄却されずに二審をやってくれる条件が結構厳しい

少なくとも、二審の判決が出るまでの半年程度の時間はかかります


それまで、拘置所の中での外界と隔離された「座敷牢」生活に耐えられるか?

自分の精神力はこれ以上耐えられるのか、と悩みますし、

控訴することで、減刑の可能性はあるのか、と見極めに迷いますし、

経験したこともないモノを、メリット・デメリットの天秤にかけながら、苦しみます。


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2.保釈で、いったん外出よう?
それなら、保釈をもらって、外に一旦出て、裁判を受ければいいだろ?と思います。

保釈は、裁判所に申請して、判決が出るまで外に出してもらうものですが・・・


まず、誰でも保釈が認められるわけではない

事件に対して、否認していると、認められず、ダメ

また、外に出たら証拠を隠滅しそうだ、また事件起こしそうだ、と判断されれば、ダメ


次に、「保釈金」という裁判所に預ける保証金があります。

こいつが、安くないんです。


これは事件の内容、被疑者の所得によって、高い安いが変わるようです。

経済事件、お金がらみですと、高くなりますし、有名人も高いです。

一般人でも数百万になるようです。


これは、裁判が終わって、違反することがなければ返却はされます

しかし、借金してでも、まとまった金を用意しなければならないことは、確かです。


それでも、一旦外に出て、リフレッシュする、というのは精神的には大きいと思います。

来る判決の日に備え、身の回りの整理をしておき、刑務所に行くことの準備をする・・・

とても大事な時間だと思います。が、しかし、そうもいかない事情があるのです。


保釈が認められ、一旦外に出てしまうと、今までの苦労が水の泡になる恐れが!


このあたりの事情と、控訴することの悩ましさを次回お話しします。


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タグ:裁判 控訴 保釈
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