前回に引き続き、
「手錠あるある」をお話しします。
④おしっこ、かかっちゃうよ!
検察での取り調べのお話です。
警察での取り調べとは、ちと違うんですね。
食事の時も手錠をしたままで不便ですが、便所に行きたくなった時も不便です。
「トイレ」、とは呼びたくないですね。
「便所」がぴったりの表現の場所です。
便所は、牢屋を出た角に1か所、小さい和式の便器が1器だけあります。
窓はなく、ここから逃げることは100%不可能です。
扉はありますが、
真ん中は大きなアクリル板で、中をよく覗けるようになっています。
おしっこに行きたくなったら、警察官を呼び、牢屋から出してもらいます。
しかし
手錠は、はずしてくれないのです!
両手が不自由なまま、ズボンのファスナーをおろし、用を足すのはムズカシイ!
おろす、出す、放つ、はもちろんのこと、
手やズボンにおしっこが掛からないように
コントロールするのがムズカシイ!
もう、それは、ひっかけないように、ドキドキしながら、
真剣勝負です。
さすがに
大便の時は、手錠は片手にしてくれます。
でも、はずしてはくれません。
そして腰縄はつけたまま、ひもの先っぽは警察官が持って、便所の扉にいます。
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⑤こんなところでブルマに出会えた!
今や、絶滅したと言われている
「ブルマ」。
私も、小学生の時以来見ていません。思い出すと、懐かしく、胸?が熱くなります。
ところが、その絶滅危惧種を、何と、この男くさい、警察で見ることになるとは!
逮捕されると、手錠をはめられます。
しかし捕まったといっても、まだ推定無罪の被疑者の身です。
人権に配慮するために、手錠をしている姿が露骨に人目につかない必要があります。
そこで
手錠をかけられた手首にかけるのが、「ブルマ」なんですね。
と言っても、あの本物の「ブルマ」ではありません。パンツかぶるんじゃないんですから。
タオルでも、上着でもなく、かけるモノは「ブルマ」と呼ばれる
紺の布袋なんです。
刑事たちが、「ブルマ、ブルマ」と呼んでいるので、最初は何だ?と思いましたよ。
まさか、
あの絶滅危惧種を、こんなところで見るとは!
やはり異次元な空間です。
⑥それって、オモチャっすよね?
子どもの頃、オモチャの手錠で遊んだことはないですか?
大人になってからプレイで使っている? それでもいいんですけど・・・
手錠とセットになっている「
カギ」って、何だか単純な形をしていませんでしたか?
私は「これなら、自分でピッキングできるんじゃないか?」なんて思ったことあります。
あれはオモチャだったからであり、まさか本物はそんな粗末な形じゃないだろう?
そう思っていました。
ところが、
本物のカギも、オモチャと大して変わらないんです!
銀色で、先っぽが出っ張っていて、マンガみたいです。
カギの形はしているが、これはカンタンに開けられちゃうんじゃ・・・と心配しましたよ。
あと、腕を背中側に回しての「後ろ手錠」はなかったですね。やってはいけないようです。
いかがでしょうか。楽しんでいただければ、幸いです。
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2015-02-17 17:00
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