今回は、逮捕、取り調べ、と言えば欠かせないアイテム
「
手錠」についてお話しします。
実際に逮捕されて、取り調べを受けて、
ドラマとはだいぶ違うなぁ、と感じました。
①あれっ?真っ黒ですけど・・・
まず、大きな誤解をしていたのが、
警察での手錠は「黒」だったということです。
真っ黒で、つや消し、警察の御紋が入っとります。
ドラマで見た、あの銀に輝く手錠は一体何だったんだ!とがっかりしました。
ちなみに、
拘置所、刑務所での手錠は銀色(つや消し)でした。
警察庁と法務省とでは手錠が違う!
ちなみに、
着け心地は警察の手錠の方がしっくりきました(笑)。
そして、腰縄はなぜか青色のロープで、手錠にしっかり結ばれています。
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②メシの時くらい、はずしてくれよ
「
検事調べ」という、
検察官から取り調べを受けることが何回かあります。
そのたび、警察の留置場から、朝早く、手錠と腰縄の姿でバスに乗り、検察に行きます。
朝早くに着いても、帰るのは全員が終わるまでなので、夜になります。
ひたすら待たされるのは、「
裁判までの道①・・・運が左右する」で、お話ししました。
当然、
昼ゴハンも待合室である、
鉄格子の牢屋の中で食べることになります。
しかし、こいつが厄介。
イスだけで、机はないので、
ひざの上で食べることになります。
食べにくいのに、
ゴハンの時も手錠は、はずしてくれないんです!
正確に言うと、片手だけはずしてくれるが、両手はダメ。
食べにくいんです!
あ、この時の食事は、留置場と同じく、400円相当の仕出し弁当です。マズいっす。
③「ユルい」方がいいんです
牢屋にブチ込まれた被疑者たちと、看守の警察官とで、
もめるのが手錠の「
しまり具合」
少しでもユルくしたい被疑者と、
少しでもキツくしたい警察官で、
せめぎ合いになります。
えぇ、もう、文句の言い合いです。
被疑者:「
あのぉ、手錠がキツくて痛いんだけど!」
警察官:「
さっきユルくしてやっただろう。もうそれ以上はダメだ!」
実際、
一日中、ちょっとキツめで手錠をしていると、手首に痕がつき、痛いんです。
ですから、こちらも譲れません。
手錠に関しては、
しまりがユルい方がいいんです。
いかがでしょうか。次回も「手錠あるある」後編をお送りします。
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2015-02-16 17:00
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共通テーマ:日記・雑感
手錠は3種類ありました。
普通の人は黒、やせている人はスチール、
太目の人はメタリックゴールドでした。
留置場でもこのメタリックゴールドは人気でした。
by きなこ (2016-03-25 19:44)
きなこさん、コメントをくださりありがとうございます。
いやぁ、貴重な情報にて感謝とともに、ビックリです。
体型で使い分けていたとは!(笑)。
拘置所、刑務所という法務省管轄では手錠がメタリックゴールドがありましたが、警察ではスチール、メタリックゴールドはお目にかかれませんでした。
詳しすぎますっ!
勉強になりました。m(__)m
またコメントをお待ちしています。
by きりたんぽ (2016-03-25 20:00)
警視庁は黒の手錠ですが大・中・小とありました
by 裁判中 (2017-12-27 11:34)