今回は
取り調べの<番外編>をお話しします。
1.刑事とのコミュニケーションは難しい
「おめぇ、なんかやましいことがあるから、ペラペラしゃべるんだろ?」
―――しゃべりすぎても信じてもらえないし、
「おめぇ、都合悪いからって黙ってんじゃねえよ!」
―――黙っていれば怒り出す。
かと言って、
したてに出過ぎれば都合よく自白を誘導されるし、
対決姿勢だと「厳しくやってやるからな!」と煽ってしまう。
1対1のやり取りがずっと続くので、
のらりくらりと、距離を置く、とかで済ますことが出来ないのがツラい。
態度のポジションを決めるのが難しい。
ホント困ったのが、
根負けして正直にしゃべれば
「そんなわけねえだろ!」
と怒り出すし、
どうしていいかわからず、
黙っていれば
「そういう態度取るのか!」
とあーいえばこーいう、状態。(笑)
―――面倒な刑事でした。
あなたの気に入るような態度を取るのは難しいわ。
刑事が描く「理想」の自白を、私がなかなか言わないので、
「
このクズが!」と
何度も机を蹴られました(怒)
いっそのこと、殴ってくれれば、違法取り調べでチャラにできると
何度も期待しましたが、そこは『匠の技』。
絶対に直接は手を出してこないんですよねぇ。
警察で暴力が振るわれたという話は、懲役仲間の中でもなかったですねぇ。
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2.現場検証は楽しいドライブ?
取り調べの期間に必ず行く、
「引き当たり(引き当て)」というものがあります。
事件を起こした現場に、被疑者本人が刑事たちと行きます。
現場を確認し、証拠の写真を撮ってくるというものです。
刑事たち何人かと車に乗っていくのが普通ですが、
やることも決まっているので、みんなダラッとしています。
被疑者本人も数少ない外出のチャンスなので、
「ドライブだ!」と言って喜ぶ人もいます。
周囲に迷惑を掛けないよう、との建前で行きますが、
怪しい車から
「手錠、腰縄」の人が何人にも囲まれて降りてきたら、
一発でばれますし、
威圧感抜群ですよね。
3.取調室でカツ丼は食べられるのか?
これは、もうご存知の方と多いと思います。
取調室でゴハンは食べさせてもらえるのか?
昔のドラマで見た、カツ丼のように出前は取ってもらえるのか?
結論から言うと「
できない」です。
これをやると、被疑者に対して利益供与、
「メシ食わせてやる代わりに自白させる」ようなことになり、
調書の信ぴょう性が疑わしくなるので、やってはいけないとのこと。
ちなみに私は、
取調室でゴハンを食べるチャンスはありました!
逮捕当日、警察署に連れてこられたのが、もう昼過ぎでした。
留置場での昼食が終わってしまったため、私は安い弁当を与えられました。
逮捕当日に、取調室で、いきなり弁当を食べるほど、たくましい男ではありません。
食べる気などまったく起きず、ただただ、頭真っ白で、ビビってました。
以上、取り調べについて、知りたくもない「百聞は一見に如かず」をご紹介しました。
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2015-02-15 02:54
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