裁判は、
当日はあっという間に終わりますが、それまでの準備が大変という話をします。
A.示談交渉は難しい!
傷害罪、性犯罪等は親告罪のため、被害者が被害届を取り下げれば、無罪放免です。
逮捕されてから起訴決定までの
約22日間のうちに交渉が成立するかが、勝負です。
でも、軽いものでなければ被害者の方は話にすら応じてくれません。当然です。
まず、弁護士が刑事や検事を通して、被害者の連絡先を聞き出すことがスタートです。
これでさえ、拒否されるパターンも多く、こうなるともうなす術がなく、裁判決定です。
連絡先を聞いて、弁護士が話をできたとしても、
「絶対に許さん。示談には応じない」
と言われることが多いそうです。当然です。
話を聞いて、示談交渉に応じてくれても、
①ただ話を聞いただけ・・・この場合は
何の意味もなく、裁判決定です。
②示談金は受け取った・・・損害賠償金を支払う
民事裁判はやらない、だけです。
つまり、
刑罰を受けるこれからの裁判にはほんの少ししか影響はなく、裁判決定です。
影響があるのは、全部に示談金を払い、「赦します」の一筆がある時だそうです。
こんなことは滅多にないそうで、減刑はされますが、裁判決定です。
③示談金を受け取り、被害届を取り下げた・・・ここまで来てようやく裁判回避!
いかがでしょうか。当然ですが、示談して、無罪放免になるのはハードルが高いです。
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B.この世はお金がすべてなのか?
裁判までの道のりは、とにかくお金がかかります。
持っていない人は、国選弁護人という自己負担が安く済む手がありますが、
それなりになってしまします。
示談交渉をガツガツとやってもらうには私選弁護士を雇うしかありません。
着手金から始まり、
100万円は軽~く越えちゃいます。
示談金も数万円で済むものではありません。
数十万から数百万に及びます。
ここは当人同士の交渉ですから、
相場はあっても決まりはなく、
言わば言い値です。
高所得者は高額払うようですし、起訴の期限ギリギリになるとつり上げられます。
昨日まではこの額でほぼ合意していたのに、突然ゴネ出して、示談金を上げにきます。
まぁ、人間だもの。当然です。
その他、
引っ越し費用、住民税(所得ないのに)、ローンの支払い、やたらと出費です。
お金があるかないかで、同じ犯罪を犯しても、それに対する刑罰は変わります。
まぁ、逮捕された有名人や芸能人なんか見ていると、薄々感じますよね。
C.情状証人はどうすんの?
裁判当日に、法廷に立って証言の援護射撃をしていただく
唯一の味方、情状証人。
親、妻など家族が思い浮かびますが、
効果があるのは勤務先の上司など、
その人の社会的評価をしてくれる人だそうです。
「彼は社会に貢献しています」的なことを言ってもらえるのが良いようです。
逮捕され、四面楚歌ですが、何としても上司や雇用主に引き受けてもらいましょう。
もちろん、タダというわけにはいきません。
弁護士に指示され、私の場合は
10万円ほど「お車代」ということで包みました。
元上司はニッコリして帰ったそうです。
裁判への効果は疑問ですが、証言していただき、心からありがたいと思いました。
いかがでしょうか。「地獄の沙汰も金次第」なんて言葉が頭をかすめます。
次回は、裁判当日、被告人として立つということ、でお話しします。
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2015-02-02 13:56
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